西日本新聞

第58回九州一周駅伝競走大会
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10日間 72区間 1056.2km の累計記録
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最終日 宮崎 追い上げ届かず

2009年11月08日 15:15
累計2位でゴールする宮崎アンカー・荒川丈弘選手
累計2位でゴールする宮崎アンカー・荒川丈弘選手
 【小倉-福岡】九州一周駅伝最終日の7日、宮崎県勢は河添俊司選手(22)=旭化成、宮崎健司選手(20)=同=らが懸命に追い上げを図ったが福岡に次ぐ日間2位でゴールし、5年ぶりの優勝はならなかった。累計順位は首位福岡と9分48秒差の2位。今大会で活躍した各県2人に贈られる敢闘賞はエースの佐藤智之選手(28)=同=と6日目に区間新を記録した宮崎選手が受賞した。

 【1区】白石賢一選手(27)は福岡とマッチレースを展開するも14キロすぎで先行され、2位でたすきリレー。

 【2区】左手に遠賀川を見ながら、堀端宏行選手(23)が力走するが、福岡と差を詰められず。

 【3区】直方市から田川市へ。大西智也選手(22)は福岡に次ぐ区間2位で中継所へ。

 【4区】烏尾峠を越えて飯塚市へ。河添選手が快走するが、2秒差で区間賞を逃す。

 【5区】福岡の難所・八木山峠越え。上りに強い宮崎選手が懸命な走りで、福岡を追う。

 【6区】一般ランナーで都城自衛隊の領家福太郎選手(32)は2位を守り、最終アンカーにたすきをつなぐ。

 【7区】荒川丈弘選手(24)は2キロすぎでふくらはぎのけいれんを起こし、途中立ち止まるアクシデントに見舞われながら、区間3位に入る驚異的な粘りを見せ、大観衆が待つ福岡市・天神にゴールした。

    ×      ×

 ■大会を顧みて

 ●選手そろえ、V奪還を 西村功監督

 5年ぶりの優勝を果たせず残念だが、今年は安定した走りができた。エース佐藤智之選手(旭化成)が期待どおり活躍したほか、1年目の大西智也選手(同)ら勢いのある新人が現れたことも大きい。3回出走した一般ランナーの脇田進選手(都城自衛隊)も結果を残した。

 残念だったのはエース格の岩井勇輝選手(旭化成)、東野賢治選手(同)の2人がけがで大会に出場できなかったこと。首位福岡とのタイム差を考えれば、メンバーがそろえば面白いレースができたと思う。

 もちろん福岡県チームと力の差が縮まったと楽観的に考えているわけではない。今回は終盤に福岡を猛追したかたちになったが、福岡のブレーキに救われた面があり、来年も楽なレースはできないだろう。若手の台頭にも期待しながら、メンバーをしっかりとそろえた上で、今年果たせなかった優勝を来年こそ達成したい。

=2009/11/08付 西日本新聞朝刊=