西日本新聞

第58回九州一周駅伝競走大会
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10日間 72区間 1056.2km の累計記録
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最終日 県勢7年連続3位 区間賞昨年上回る11個、区間新3回

2009年11月08日 15:28
 ●小林、藤山選手に敢闘賞

累計3位でゴールした長崎のアンカー・鷲尾優一選手
累計3位でゴールした長崎のアンカー・鷲尾優一選手
 【小倉-福岡】九州一周駅伝最終日(10日目)の7日、県チームは鹿児島と激しい3位争いを展開した。1区の山口祐也選手(25)=三菱重工長崎=は4位と苦しい発進となったが、八木山峠の急な下り坂が続く6区で豊岳雄大選手(22)=SUMCO=が区間2位の好走で3位に浮上。最終7区の鷲尾優一選手(31)=三菱重工長崎=も必死に粘ったが、鹿児島の猛追を受け、日間4位に終わった。

 10日間、1056・2キロの累計タイムは、昨年より10分41秒遅い54時間40分21秒で7年連続の3位。2位宮崎とは55分46秒の差をつけられたが、区間賞は昨年の6個を上回る11個を獲得した。昨年は無かった区間新記録も3回達成した。今年の有力選手に贈られる敢闘賞は、小林誠治選手(32)=三菱重工長崎=と藤山哲隆選手(25)=SUMCO=が受賞した。

 【1区】地元福岡と追う宮崎が抜け出す中、山口選手は鹿児島に6秒遅れの4位でリレー。

 【2区】4度目の出走となる渡部政彦選手(SUMCO)が区間7位と苦しむが、4位は維持。

 【3区】小田鎌徳選手(SUMCO)が粘りの走りで、3位鹿児島と13秒差にまで追い上げる。

 【4区】宮崎隆春選手(SUMCO)が必死で追うが、鹿児島との差は32秒に。

 【5区】片貝勝浩選手(三菱重工長崎)がいったん鹿児島を抜くが、難所の八木山峠で抜き返される。

 【6区】区間2位の豊岳選手がついに鹿児島をかわし、14秒の差をつけて3位に。

 【7区】鷲尾選手が奮闘するが、5キロ過ぎで鹿児島に抜き返される。そのまま4位でゴール。

    ×      ×

 ■大会を振り返って

 ●選手層の薄さ克服が課題 石橋善弘総監督

 昨年に続き日間首位を取ることができなかったのは非常に残念。夏から合宿を始め、上位を目指して調整してきたが、大会を終えてあらためて福岡や宮崎県チームとの力の差を感じている。

 今大会では区間賞11個を出すなど個人の活躍は評価できるが、日間首位を3度狙いながら、いずれも2、3位に終わるなどチーム全体の力不足が目立った。課題は選手層の薄さ。区間賞を取れるベテラン選手とそうでない選手の差が大きく、いったん遅れが出たらカバーできない。市民ランナー主体の大分や鹿児島に先行されて日間4位で終わったこともあり、力不足が出てしまった。実業団や陸協など県全体で選手強化に努め、記録的に下の方にいる選手たちの底上げを図っていきたい。

 来年すぐに2位獲得というのは難しいだろうが、10年ほどのスパンを定めて着実に選手層を厚くし、2位を狙っていきたい。


=2009/11/08付 西日本新聞朝刊=

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