西日本新聞

第58回九州一周駅伝競走大会
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10日間 72区間 1056.2km の累計記録
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最終日 累計5位 11分短縮 治郎丸選手が新人賞獲得 鴛海選手 敢闘賞

2009年11月08日 15:20
累計5位でゴールする大分アンカー・田吹隆一選手
累計5位でゴールする大分アンカー・田吹隆一選手
 九州一周駅伝最終日の7日、県勢は2区の吉田亮太選手(日本文理大)が区間3位を記録するなど力走した。累計タイムは昨年より11分41秒短縮し、56時間28分21秒で累計5位。2年ぶりの4位奪還は果たせなかったが健闘した。また、4度の区間賞(うち一つは区間新)を獲得した治郎丸健一選手(大分東明高職)が新人賞に輝いた。各県2人の敢闘賞は治郎丸選手と鴛海辰矢選手(東洋大)が受賞した。

 【1区】スペースワールド前を鴛海選手が疾走。序盤から飛ばしたが区間6位に終わる。

 【2区】遠賀川沿いを若きエース・吉田選手が区間2位と4秒差の同3位で激走。チームを3位へ押し上げた。

 【3区】内田恒三選手(日本文理大)が奮闘したが区間8位。チームは5位に後退。

 【4区】烏尾峠の坂道を高木和夫選手(日本文理大)が山口とデッドヒート。ラスト2キロで振り切る。区間、チームともに5位。

 【5区】今日最大の難所・八木山峠を成松拓郎選手(日出町役場)が果敢に攻めたが苦戦。5位は死守した。

 【6区】繰り上げスタートの集団を北川博規選手(別府自衛隊)がけん引。区間4位と快走したが、順位は変わらず。

 【7区】福岡市入り。主将の田吹隆一選手(日田市役所)が区間4位と健闘。大声援を受け、日間5位でゴールした。

    ×      ×

 ■大会を顧みて

 ●若手とベテランかみ合う 井上啓司総監督(55)

 昨年の累計5位を死守する最低限の目標は達成でき、ひとまず安心している。初日1区の区間賞に始まり、7日目の延岡入りでは12年ぶりの日間3位を獲得するなど、熱い10日間だった。

 今回、短い距離での取りこぼしが多かったことが4位奪回に至らなかった要因の一つと言える。われわれのチームは実業団選手がおらず、若い市民ランナーによる編成。上位県の中堅選手の方が粘り強く、レースでの駆け引きや暑い日の走り方に課題がみえた。

 今大会を振り返る上で治郎丸健一の活躍は欠かせない。4度の区間賞を獲得し、チームを刺激してくれた。敢闘賞の鴛海辰矢など関東の大学生、初出走の吉田亮太など日本文理大勢が難しい区間をよく走った。

 また、松田浩二(日田市役所)が各県エースがそろう区間でもレースを作ってくれた。主将の田吹隆一も頑張った。若い力とベテランの巧みさがかみ合い、累計で約11分も昨年を上回る躍進につながった。

 今後はより戦えるチーム作りを目指し、強化合宿や練習会を行う。来年の飛躍を目指し、選手、監督が一丸になって頑張るつもりだ。



=2009/11/08付 西日本新聞朝刊=

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