西日本新聞

第58回九州一周駅伝競走大会
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10日間 72区間 1056.2km の累計記録
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最終日 累計7位 目標5位に届かず 県勢、来年の雪辱誓う 敢闘賞 平、諸熊両選手に

2009年11月08日 15:00
西日本新聞本社前にゴールする佐賀のアンカー・益田稔選手
西日本新聞本社前にゴールする佐賀のアンカー・益田稔選手
 【小倉-福岡】九州一周駅伝最終日の7日、県勢は1区逸木脩平選手(福岡大)が区間5位の走りで流れをつくると後続も力走し、日間7位でゴールした。10日間の累計は7位。昨年は16年ぶりの累計6位と躍進し、今大会は「5位以内」との目標を掲げたが、選手の調整不足もあり、十分な結果を残せなかった。6位山口に30分以上離される悔しい結果となり、来年の雪辱を誓った。

 各県の優秀選手に贈られる敢闘賞は、平敏治選手(戸上電機製作所)と諸熊賀津也選手(県国保連合会)が選ばれた。

 【1区】快晴の下、小倉の街をスタート。逸木脩平選手(20)が快走し、5位で中継所へ。

 【2区】エース級が多く出走した2区。遠賀川沿いを高野洋平選手(24)が快走し、6位でたすきをつなぐ。

 【3区】直方市から田川市へ。大島伸主将(29)は区間6位の激走で、6位をキープ。

 【4区】烏尾峠を越えて飯塚市入り。沿道の声援を背に名波谷一朗選手(24)が力走するも、順位を一つ落とす。

 【5区】福岡の難所・八木山峠越え。街頭の温度計は28度を表示。暑さの中、北村拓也選手(20)が区間6位と粘りの走りで6位に上がる。

 【6区】福田正宏選手(37)が中継所手前で足のけいれんを起こしながら懸命のたすきリレー。順位は一つ下がる。

 【7区】益田稔選手(24)が安定した走りで大観衆が待つ福岡市・天神のゴールへ。日間、累計ともに7位で10日間のレースを終える。

    ×      ×

 ■大会を顧みて

 ●体調崩し、力出せず 水田和幸総監督

 今大会は体調面で課題を抱える選手が複数おり、体力勝負のレース後半で競い負けすることが多かった。初日を除き、良い結果を残すことはできず残念だ。

 初めての経験だったが、選手登録した24人中6人が貧血状態で、8月後半から病院へ通わせてきた。治療を優先する中で十分な練習ができず、調整不足だった。今後は自己管理ができる選手を育てなければならない。

 加えて痛かったのは二枚看板の1人、田中利弘選手(戸上電機製作所)が故障で本来の走りができなかったことだ。本人が一番悔しいだろうが、もう1人の平敏治選手(同)が全レースで力を出しただけに、流れをつなぐ選手が必要だった。

 収穫もあった。初出場の古野達也選手(北九州市立大)が頑張ったほか岩永悠太選手(流通経済大)と下田貴志選手(同)は長距離をよく走った。エースの一角を失った穴を大学生が埋めてくれた。来年良い結果を残すためには、こうした若手の台頭に加え、厳しい練習を通じ、絶対に試合に負けない気持ちを育てることが必要だ。


=2009/11/08付 西日本新聞朝刊=

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