西スポ/九州ねっと
 
無料携帯サイト 「西スポモバイル
  • 新聞奨学生
  • クリッピング
  • サイトマップ
  • 会社案内
  • 採用案内
  • 西日本新聞データベース
  • 西スポの申し込み
  • Webクラブ


TOP PAGE

2006年06月27日

カマスの季節

0627_fly.jpg 梅雨が明けて、遠く海原に入道雲が立ち上がり出すと、その年の春に生まれたカマスが外洋に面した防波堤に群れをなして接岸する。何千という群れがゆっくり移動しているのを防波堤から見ることができる。経験上の話だが、春生まれの小さい型をしたのが接岸するのはヤマトカマスが多い。8月の旧盆ごろになると、突然、大型のアカカマスの群れが接岸することが多い。アカカマスが多い年は、釣り人が防波堤にあふれる。うまいからである。一夜干し、刺し身、塩焼きなど、何にしても上品ななかにもこくのある味が楽しめる。

 ここ2、3年、カマスサビキが盛んに販売されている。フライのマテリアルのフラッシャブーによく似た材料を使っていて、商品名もフラッシャーサビキと名乗っているのも偶然ではないだろう。これでも、言っては失礼かもしれないが、よく釣れる。カマスのフライは巻くのも、釣るのも難しくはない。この写真ぐらい、いっぱい釣れると満足できるだろうか。しかし、この後が大変だ。頑張ってさばかなければならないからだ。(寺島亮嗣)

TOP PAGE

82センチ、7.2キロの大マダイ!! 長崎県五島・津和崎

0627_news.jpg タイと名の付く魚は多いが、その頂点に立つのがマダイ。おめでたい魚の代表にして最高級魚。その姿、形、色、味は言うに及ばす、いったん、針に掛かれば鋭い突っ込みを見せ、釣趣も抜群、まさに海の女王である。で、先日、その女王を釣った。イヤ、釣れてしまった。82センチ、7・2キロ。5月21日午後11時、長崎県五島、津和崎での出来事だった。 (米山保)
 この日、私は夜グロを狙って丹瀬に乗礁、日没とともに40センチ級のクロ、オナガをコンスタントにゲットした。その数は午後11時までに7匹、「この調子だと朝までにクーラー満タン!」と、ひそかにほくそ笑んだものだ。この日の天気は晴れ。海上は無風、ベタなぎで、小潮の下げ潮が磯際をなめるようにして流れていた。過去の経験からして、最高の条件が整った。
 午後11時過ぎ。この夜、初めて南側の壁際に仕掛けを入れた。そこは水深1・5メートルの潮だまり。日中なら海底が見える浅場で、見向きもしない場所である。が、夜釣りは別。想定外の出来事が多いので、小刻みにタナを変え、場所を変え、マメに探ることが必要だ。
 で、壁際に投入した仕掛けはすぐになじみ、回り潮に乗って手前に戻って来た。このままでは根掛かりしてしまう。打ち返そうと思った瞬間、電気浮きがボヨ~ンと入った。「アラカブかな?」。一呼吸置いて手首を返すと、突然、さおを引ったくるようなものすごい引き。道糸がキーンと金属音を発した。「デカバンだ!」。闇夜で何も見えぬが、さおを倒し、海溝の深みに誘い込んだ。ここは私のホームグラウンド、海底の地形は把握済みである。

sikake.jpg 1分、2分、なかなか浮いてこない。が、弱気は禁物。「さおも折れよ。糸も切れよ」とばかりに絞り込むと、ようやく浮いた。バシャバシャという破裂音がヤケに大きい。その飛まつを目がけてタモを入れる。勝負あり。ライトをつけると巨大なマダイが入っていた。ビックリ仰天。渡船、好洋丸の中村船長に電話する。「デカ過ぎてクーラーに入らない。80センチ以上のトロ箱を持って来て!」

TOP PAGE

2006年06月20日

海のフライは限りない

0620_2.jpg 海のフライの可能性は限りなく広がる。ほとんど重さのないフライをフライラインの前後運動とギアだけで巻き上げ、速度をかせげない1対1フライリールに、バットパワーが弱いロッドで海の魚とわたり合うのは非常に難しい。
 これは、魚を掛けること、魚の走りを止めて、水面から魚を引きはがすという点で、最も道具の力に頼らない釣り方だ。また、遠くに飛ばない。深く沈められないという数々のペナルティーを人間に負わせた釣りなのだが、それらを人間の有利に持ち込みながら戦術を練り、魚との“出会い”を探っていくことの楽しさは他の釣りの比ではない。

 写真は、一昨年、玄界島沖でかけたヤズ(ブリの若魚)だ。この年は、博多港口、志賀島、玄界島周辺で、サワラとヤズが潮目に沿ってナブラをたてた。このとき、それを船で追いかけて、キャスティングするハンティングが開拓された。
 海のフライの可能性は限りない。常識にとらわれず、1匹でも釣れればその先に100匹の世界が待っているに違いないのだ。 (寺島亮嗣)

TOP PAGE

倉岡さん45匹で優勝 GFG アユ友釣り大会 熊本県甲佐町の緑川一帯

0620_1.jpg 今、アユ釣りファンの動きがあわただしい。GFG(がまかつフアングループ)48人が、このほど熊本県甲佐町の緑川に集まって恒例の地区主催のアユ友釣り大会。上位3人が来年度の全国大会に出場できるとあって、参加者の意気込みは高かった。 (弾涛竿)

 熊本県美里町砥用畝野の倉岡量さん(GFG南九州支部)は、友釣りの名手として広く知られ、これまでも度々九州代表となった実力者。
 6月1日解禁。緑川漁協は今年1507キロの稚アユを放流しており、今は20センチ近くに育っている。入漁料は日券650円、年券4000円。日釣りでは九州で1番安い。

 おとりアユと入漁券は釣り場近くの甲佐町の中山釣具店=096(234)1308=が取り扱っている。同店からも近い中甲橋付近が主力釣り場。
 勝手知った釣り場で、この大会を毎年楽しみにする倉岡さんが今年入ったのは中甲橋の下流域。「がま鮎」軟調9.5メートルのロッドで静かにポイントへオトリを送り込むと、自分の餌場(テリトリー)への侵入者を体当たりで撃退しょうとする野アユの攻撃が、おとりアユに仕掛けられた掛け針に掛かって釣り上げられてしまうのが、日本ならではの伝統釣り技の友釣りである。
 午後2時終了で、検量を受けたのは25人。上位成績は次の通り。(敬称略)
 (1)倉岡量(南九州支部)45匹(2)東正広(同)25匹(3)田村聡(筑豊支部)17匹(4)佐竹一憲(同)12匹(5)小野数彦(大分県支部)11匹
 全般の状況は南九州支部事務局の熊本県山鹿市の釣具の高田=0968(43)3048=と福岡県川崎町の筑豊支部事務局の岩口釣具店=0947(73)2560=が詳しい。

TOP PAGE

2006年06月13日

平島で113キロイソマグロ トカラ列島と奄美大島 120センチの大アラも 

 鹿児島県の奄美大島とトカラ列島で大物が出た。奄美大島では、34キロのアラ、トカラ列島では、何と、113キロのイソマグロだ。今回は、その状況を、お伝えしよう。(弾涛竿)
0613a.jpg 熊本市下硯川町の松村和行さんは、その名もアラ(魚荒)会会長を務めるアラ(クエ)釣りのオーソリティーとして広く知られる。大物釣りのホームグラウンドは、鹿児島県の奄美大島。
 5月22日、大島北部の名礁サンド岩でクラブ仲間4人と夜戦。絶海の個礁でまんじりともせず一夜を明かした一行に魚信なく、最後の望みを託した朝マズメ、松村さんの、がまくえ100号ロッドの穂先がまだ薄暗い海へ吸い込まれた。大奮闘で取り込んだのは120センチ、34キロの大アラ。一同はときの声を揚げて快挙を祝した。
 タックルはペンリールインターナショナル80TW。道糸シーハンター150号、クレーンサルカンL、瀬ずれワイヤ19本より28番。吸い込みはケプラ4本編み240号、おもり80号、がまクエ60号針。餌はカツオの腹皮身4―5枚掛け。
 

 なお、大島一帯は台風の影響がなければ今後も大物有望。名瀬市のフィッシング奄美=0997(53)4788=が詳しい。
 「揚げるのに30分はかかりました」と、何と2メートル、113キロのイソマグロを披露するのは、北九州市小倉南区企救丘の堤研司さん(34)だ。
0613b.jpg 先の大型連休を利用して鹿児島市から連絡船で初めて出かけたのは、十島村トカラ列島の平島。まず船から生き餌のムロアジを釣って糸を垂らすとドカンと掛かったのが超大物。船長や同船者のアドバイスを受け、浮かしたのが魚拓にすれば日本記録(拓寸205センチ=1994年トカラ列島=林幸二郎)級の実寸200センチ、113キロの超大物だった。平島には民宿平和荘=09912(2)2006=がある。全般の状況とタックルは、福岡県宗像市の吉田釣具店=0940(36)3780=が詳しい。当海域では今後も超大物有望。

TOP PAGE

クロマグロの若魚

 長崎県の壱岐・対馬間、東水道でヨコワと呼ばれるクロマグロの若魚が釣れている。
 これを、プラグキャスティングでやって、何匹か釣られているが、昨年末から、フライでどうにかならないものだろうかと意気込んでいる。大口径フライリールを購入し、ドラグも強いものを選んだ。
 しかし、釣れているヨコワの型が大きくなるにつれ、これはフライでは到底及ばない世界なのではないかと思い始めた。フライではせいぜい10キロまでだろうと誰もが言った。
 何度か東水道に釣行。キャスティングゲームを得意とする船は、次々に大型を揚げていた。われわれもプラグをキャストした。ジギングロッド、プラグキャスティングロッド、それにフライロッドを持っていくという重装備である。ついついプラグキャスティングロッドを手に取ってヨコワに向かってプラグを投げていた。
 もう完全にあきらめかけていたが、あれこれ知人に話していたら、本気で大型ヨコワを釣ってくださいと言う釣り人がいた。じゃあ、どれくらいのを揚げた人がいるのと問うと、何と58キロだという。それも20ポンドクラスティペットでである。
 米国のノースカロライナ州ハテラス岬で釣られている。16ポンドクラスティペットの記録は46キロなのだから、何という記録だ。
 もう一度考え方を変えないといけないようだ。
 (寺島亮嗣)

TOP PAGE

2006年06月06日

砂浜からのサワラ

0606-2.jpg 瀬戸内海で盛んに漁がされているサワラ。淡泊な味ながらもいろんな調理の仕方があり、誰にでも好まれる庶民の魚である。
 このサワラ。漁獲の制限(漁期の制限)の効果か海流の変化なのか、不明ではあるが、近年、北部九州から中国地方にかけて接岸するようになった。春、産卵されたものが、秋には40―50センチにまで成長し、晩秋には60センチほどになる。
 これらの若魚はツバスと呼ばれて大きな群れを作り、北部九州のいたるところで釣られるようになった。もちろん、ルアーを岸から遠くまでキャストして釣るのが手っ取り早い。
 フライでも、釣れるということが昨年分かった。サワラがヒラヒラと水面を跳ぶのは遠い所だ。しかし、実は、その周辺には跳ばない群れもあり、ごく近いポイントでも釣れる。防波堤からでも砂浜からでも狙える。砂浜から立ち込んでいき、目線をより水面に近いところでかけるとスリリングなファイトが楽しめる。この際、フローティングラインがよい。
 (寺島亮嗣)

TOP PAGE

長崎県壱岐島 夜釣りに5.5キロ大物イシダイ 30センチ級イサキも

0606-1.jpg 長崎県壱岐島の船長から「40センチ級のイサキが釣れた」との情報を受けた福岡県宇美町の下土居隆夫さんが、それに応えて同島に渡ったのが5月4日。そして、そこには当人の意表を突くサプライズが待ち構えていた。 (葉山満)
 同島北西岸の筒形漁港から瀬渡し船「日吉丸」=斉藤吉利船長・090(4475)7362=で、福岡十三人会の秦秀穂さん、長野三八さんと一緒に沖へ出た。秦、長野さんが“まんじゅう”に、下土居さんが“白瀬”に乗礁した。
 同瀬のイサキのポイントは西に手長島を見る岩場で、数日前の40センチ級もここで出た。そこでは先客2人がクロ釣りをしていたが、夜釣りはしないというので、下土居さんはそれまではテント張りや夜釣りの準備をしながらクロ釣りを見物した。20―25センチが掛かっていた。
 2人が離礁して下土居さんは図の仕掛けで夜釣りを始めた。目標は40センチ級のイサキ。マダイの飛び入りもあるだろう。カゴにボイルオキアミを詰め、針にもボイルオキアミを刺し、タナをさお1本半として投入した。

 下げ潮が動き始めた午後8時過ぎ、20メートル程投げた浮きが潮に乗って左に流れた。浮きが沖潮に届く前に黒い海中に光の尾を引いて消えた。合わせるとすさまじい量感のある抵抗が返って来た。イサキとも、マダイとも違う引きだ。魚の正体がつかめないまま30分に及ぶ死闘の末、正網にすくい取ったのは巨大なイシダイだった。5・5キロの逸物で、上物釣りの外道としてイシダイが釣れるのは珍しいことではないが、これほどの大物を私は寡聞にして知らない。イシダイ1匹でクーラーは他の魚が入る余裕がなくなり、下土居さんはこれ以上魚を釣ってもいたずらに魚を傷つけるだけだとテントへ入った。
 “まんじゅう”の2人は30センチ級イサキを7、8匹釣っていた。