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長崎県壱岐島 夜釣りに5.5キロ大物イシダイ 30センチ級イサキも

0606-1.jpg 長崎県壱岐島の船長から「40センチ級のイサキが釣れた」との情報を受けた福岡県宇美町の下土居隆夫さんが、それに応えて同島に渡ったのが5月4日。そして、そこには当人の意表を突くサプライズが待ち構えていた。 (葉山満)
 同島北西岸の筒形漁港から瀬渡し船「日吉丸」=斉藤吉利船長・090(4475)7362=で、福岡十三人会の秦秀穂さん、長野三八さんと一緒に沖へ出た。秦、長野さんが“まんじゅう”に、下土居さんが“白瀬”に乗礁した。
 同瀬のイサキのポイントは西に手長島を見る岩場で、数日前の40センチ級もここで出た。そこでは先客2人がクロ釣りをしていたが、夜釣りはしないというので、下土居さんはそれまではテント張りや夜釣りの準備をしながらクロ釣りを見物した。20―25センチが掛かっていた。
 2人が離礁して下土居さんは図の仕掛けで夜釣りを始めた。目標は40センチ級のイサキ。マダイの飛び入りもあるだろう。カゴにボイルオキアミを詰め、針にもボイルオキアミを刺し、タナをさお1本半として投入した。

 下げ潮が動き始めた午後8時過ぎ、20メートル程投げた浮きが潮に乗って左に流れた。浮きが沖潮に届く前に黒い海中に光の尾を引いて消えた。合わせるとすさまじい量感のある抵抗が返って来た。イサキとも、マダイとも違う引きだ。魚の正体がつかめないまま30分に及ぶ死闘の末、正網にすくい取ったのは巨大なイシダイだった。5・5キロの逸物で、上物釣りの外道としてイシダイが釣れるのは珍しいことではないが、これほどの大物を私は寡聞にして知らない。イシダイ1匹でクーラーは他の魚が入る余裕がなくなり、下土居さんはこれ以上魚を釣ってもいたずらに魚を傷つけるだけだとテントへ入った。
 “まんじゅう”の2人は30センチ級イサキを7、8匹釣っていた。