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魚屋の店先にクロとイサキが並んでいる。美味なる魚だ。今宵は刺し身で一杯、夏バテ解消! といきたいところ。が、釣り師にとって、クロやイサキは買う魚ではない。自分で釣ってトレトレを食す魚だから、さっそく家に戻って釣行の準備に取り掛かった。 (米山保)
梅雨のこの時期、磯は夜釣りが主流となるが、夜は餌取りも少なく、何よりもデカバンが愛ざおを絞り込む。狙いのクロ、オナガは言うにおよばず、先々月は82センチのマダイ、昨年の今ごろは52センチのイサキが飛びついたりと、うれしい外道? も楽しめ、喜びが倍加する。
が、自他ともに認める釣りバカでも、雨中の夜釣りはつらいもの。数少ない梅雨の晴れ間は、何はさておき、女房を質に入れて? も釣行である。
目指すは五島、津和崎の丹瀬。夜釣りの特級ポイントだ。アクセスは佐世保港からフェリーで小値賀島に渡り、渡船「好洋丸」(中村船長)=090(4987)2910=に乗り換える。
今回の相棒は福岡県前原市の原口強さん。まき餌はオキアミ3角+アミ1角+集魚剤2袋(エキスパートグレ)。つけ餌はオキアミ生と半ボイルを用意した。
午後3時スタート。まずは潮目の手前に仕掛けを振り込む。が、当たりなし。雨続きでまき餌が入っていないのであろう。だけどあわてることはない。納かんは翌朝6時、時間はたっぷりだ。日中は酷暑をしのいで腕ならし。勝負は夕方からでよい。午後5時。原口さんが40センチ級のイサキを捕らえた。次は私で35センチのクロ。続けて原口さんが同型をゲットすると、時合い到来とばかりに梅雨グロ特有の活発な当たりが交互に浮きを消し込み、日没までに35―43センチを8匹捕らえた。
午後8時、夜釣りにチェンジ。遠近深浅をくまなく探り、40センチ級のクロ、オナガ、30センチ級のイサキをコンスタントに捕らえた。おかげで夜明け前に大型クーラーは満タンとなったが、この調子はしばらく続くと思うので、梅雨明け後も夜釣りを楽しむことができるだろう。









