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「丸銀マダイ釣りダービー」 長崎県平戸市・宮の浦 8-9キロの大物も

 長崎県平戸市南端・宮の浦は、九州屈指のマダイ釣り場だ。ここで毎年10月1日から翌年1月31日まで行われるのが、秋から冬の風物詩として親しまれる「丸銀マダイ釣りダービー」。今年も第19回大会が始まった。
 (弾涛竿)

 大会に先立ちマダイの釣況は上向いている。福岡市南区の箭内誠さんは第1回以来この大会に参加する宮の浦でも屈指のマダイ釣りのベテラン。

 今年も大会に先立ち9月26日夕方、丸銀の船で連れと2人で頭ケ島の小松崎に渡った。

 ハリス8号の電気浮き釣り。一晩中、まんじりともせず浮きの動きを追うと、ひっきりなしで当たるのは、マダイやイサキ。70センチ、4キロ以下マダイ15匹とイサキなど計30匹の大漁だった。宮の浦のマダイ釣りはこれから本番。この大会では8-9キロの大物が優勝することがある。優勝者には金10万円の賞金が贈られる。

 この時期になると大物釣り師たちの興味をそそるのがアラ(クエ)釣りの動静。近年、型落ちが続いているが、今年は15キロの大物が出ており、30キロ級の大物が出た釣り場だけに“一発大物”に期待したい。

 佐賀県唐津市の吉田英樹さんは9月26日夕方、頭ケ島に渡って8キロのアラを釣り上げた。宮の浦のアラ釣りは丸銀が特に詳しい。

 また、これから調子を上げるのがヒラスやヒラスズキなどの回遊魚釣り。全域で調子を上げており、9月26日、佐賀県小城市の眞子知也さんは高島のモトバンで、生きアジの泳がせ(のませ)釣りで、2.8-5キロのヒラスズキを5本(匹)の大漁。

 生きアジは宮ノ浦港の中で釣り、ブク(簡易酸素補給器)で生かして釣り場に運ぶ。ヒラスズキはルアー釣りも人気。

 最も人気が高いクロはまだ30センチ級が主体で小ぶりだが、これから型が上向く。またイシダイやイシガキダイの底物もこれから好機。

 なお、マダイ釣りダービーは、クロやチヌ、ブリなど青物、イシダイなども表彰される。参加費無料、渡船代は実費。