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長崎県・五島列島の久賀島 厳冬期に53センチ イシダイ 夕まずめに40センチ級クロも

2015年3月11日 カテゴリー:イシダイ(イシガキダイ) / クロ(メジナ) / 釣りニュース / 長崎

 梅の香りが漂う2月中旬、この時季の海水温は底を打ち、魚類の活性は低下する。そんな中、長崎県・五島列島に出掛けた釣友がイシダイやクロを好漁したとの情報を得た。

 筆者は冬なぎの2月14日、同県佐世保市鹿町港でチヌを狙ったがアタリはなかった。でもこれは想定内。過去の実績からして、この時季この場所で釣れたことはない。それにも懲りず「今年こそは!」と、半ば意地になって出掛けるのは釣り師の悲しい性(さが)である。
 
 釣友の白川直樹さん(佐世保市)からのメールを受け取ったのはそんな折だった。「(イシダイの)七本縞(じま)をゲット!」。「ウソやろ!」と思ったが、次の瞬間、「彼なら」と納得した。
 
 厳寒期の2月、常識的な釣り人はイシダイ釣りをしない。暖かい海を好むイシダイは、確率的に見込み薄だからだ。が、白川さんは「さおを出す以上、確率は低くともゼロではない!」と信じ、一年中イシダイを追い求めている。
 
 今や幻の魚ともいわれるイシダイ。シーズン中でもなかなか釣れないが「それでも諦めない」という信念を抱く者に海の女神はほほえむのだ。
 
 彼がその1匹を手にした場所は五島列島・久賀島の西岸。"野首の平瀬"と呼ばれる磯だった。餌はヤドカリ。1投目、さお先が「ずっぽり舞い込んだ」そうで、検量は53センチ、2・6キロ。本人は「まぐれ」と謙遜するが、まさに「執念の一発!」といえるだろう。
 
 さらに彼は夕まずめに40センチ級のクロ8匹を追加し、佐世保市臼ノ浦の渡船、サクセス号とともに凱旋(がいせん)帰港となった。
 
=2015/03/10付 西日本新聞夕刊=


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