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本命の46センチキビレチヌ上がる 39センチメイタは放流 長崎県佐世保市・浅子港

2009年4月28日 カテゴリー:チヌ・メイタ / 釣りニュース / 長崎

 フジの花が満開となった4月19日(日)、長崎県佐世保市郊外の浅子港でキビレチヌを狙った。キビレチヌはチヌの仲間で、汽水域に生息し、産卵は秋。チヌより体色が白く、胸や尾ビレが黄色味を帯びているのが特徴だ。 (米山保)

 微風、快晴、ベタなぎで、初夏を思わせる陽光。同行は妻の瑠衣。ビギナーなので、潮の読み方、仕掛けの設定、まき餌の打ち方を教えながらの釣りとなる。
 
 午後1時スタート。まずは全遊動仕掛けで海中の様子をうかがう。すると沈み瀬に沿って緩潮が流れているが反応はなく、餌取りの姿も見当たらなかった。それから1時間後、当たりはないが、潮が沖に向かって流れ出すと餌がなくなった。釣り師の勘で本命の接近を予感、さお1本の棚で仕掛けを張ると、モゾモゾとした当たりの後、浮きが消え、道糸が走った。39センチのメイタだった。産卵前だから海に帰す。
 
 午後3時。満ち潮が沖に向かい足元に反転流が生じた。チャンス到来。妻に釣らせようと仕掛けを半遊動、棚3ヒロに。
 
 2投目にして浮きが30センチほど沈み、妻の手がビクっと動いた。が、「まだまだ」と制する。この状態は早合わせとなり、すっぽ抜ける確率が高い。待つこと3秒、5秒…ついに道糸が走った。「それっ!」の声に妻のさおが跳ね上がり「つ」の字を描いた。乗った。が、海面に突き刺さった道糸は沈み瀬に向かって一直線。「まずい、さおを反対に倒せ」「よし、そのまま絞れ」「巻け―、絞れ―」…日ごろは妻に頭の上がらぬ亭主が、ここぞとばかりに命令? やがて海面で白銀が跳ねた。さっと玉網(たも)ですくえばキビレの46センチ。
 
 「やったぁ―」…妻の朗らかな声が岸壁に響き渡った。
 
 「山笑ふ水面叩(たた)きてキビレチヌ」瑠衣
 
=2009/04/28付 西日本新聞夕刊=


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