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クロ当たり44センチ イシダイは釣果なし 長崎県五島・中通島

2009年6月 2日 カテゴリー:イシダイ(イシガキダイ) / 釣りニュース / 長崎

 卯(う)の花のにおう垣根に―と口ずさみながら長崎県五島列島へ。この時期、磯ではチヌの乗っ込みが一段落、代わって梅雨グロがシーズンインとなる。さてイシダイは? (米山保)

 5月17日(日)、釣友6人と中通島の鯛ノ浦港へ。渡船・鶴丸(寺坂船長)で商人鼻に上礁。今回は上物狙い3人、底物3人。私はイシダイを主に、状況次第ではクロと2段構え。釣りの二刀流は「あぶはち取らず」の元凶だが…。
 
 昼前スタート、まずはイシダイ。シーズン初頭だから餌は赤貝、サザエ、ガンガゼと3種混合。17メートルの海溝付近を探ってみる。が、2時間たっても当たりなし。餌取りの活性も極めて低い。
 
 一方、隣の磯でクロ狙いの井ノ口茂雄、伸之兄弟は「チヌ交じりで足の裏級のクロが入れ食い」。初夏を迎え、気温は高いが水温は低い端境期特有の状況だった。
 
 午後6時。夕まずめを迎えたが底物組には当たりなし。幻魚とはいえイシダイの気配は全く感じられない。もちろんクーラーは空っぽ。これで帰れば「ホントに釣り?」と女房が疑惑を抱くだろう。変わり身の早さは私の身上。「底物に徹する」という小田政司さんを尻目に「土産を釣らねば」とクロ狙いにチェンジ。
 
 仕掛けは必殺「全遊動」。さお2本先の潮目にラインをなじませると1投目から道糸が走った。25センチのクロだ。すると「ウチの分まで釣ってくれ」と恐妻家の相棒。「任せんな!」と、午後7時の納竿までに44センチの尾長を筆頭に8匹ゲット、帳尻を合わせた。
 
 渡船に戻ると井ノ口兄弟のクーラーは大型クロなどで満タン、梅雨グロシーズンの突入を実感する。
 
 この日、今年初めてホトトギスの忍び音を耳にした。


=2009/06/02付 西日本新聞夕刊=


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