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豪快!アカエイに挑む 大仕掛けで重さと格闘 福岡県・筑後川河口

2009年7月14日 カテゴリー:海水魚(その他) / 福岡 / 釣りニュース

 アカエイ釣り-エイは「外道」として釣れることがあるが、これを専門に狙うのが福岡県の大河、筑後川の河口近くだ。河口付近でアカエイが釣れ始めたのは約10年前。大堰(おおぜき)ができて潮が変化、海水が以前よりも内陸の方に入り込むようになったからだという。 (香月駿一郎)

 アカエイ釣りは難しい釣りではない。ただ、上げ潮の時が狙い目だ。
 
 まずは餌の確保。餌は梅雨期に、同じ河口で釣れるテナガエビだ。「これでないと大きなエイは釣れない」と地元の釣り人の一致した意見。
 
 ごっつい磯ざおに重りはおたふくの35号、道糸、ハリスは8号の仕掛け。10キロを超える大座布団クラスも釣れることがあるので、すべてが大仕掛け。確率論で、10本以上のさおを出す人もいる。
 
 投げざおにして当たりの鈴の合図を待つ。鈴が鳴る。さお先が一挙に「つ」の字に曲がる。あとはリールを巻くだけだが、4キロ近くになると腕力の勝負だ。ひたすら重さとの格闘である。
 
 釣れたエイはまず、尾にある矢のような毒針をナイフで切ることだ。毒針に刺されて死亡した有名な水中カメラマンもいる。
 
 釣り場から2キロ下流は有明海。地元では昔からこの有明海で捕れたアカエイを食べる文化があり、さばき方も手慣れたものだった。
 
 エイのみけんにナイフを入れて絞め、両翼から頭部に沿って切り込む。あとは三枚におろす。時間がたてばアンモニア臭が強くなるが、新しい刺し身は、においが全くなく、こりこりして美味だった。後で聞いたところでは一番美味なのは肝という。
 
 梅雨のうっとうしさを吹き飛ばす豪快な釣りである。
 
 
=2009/07/14付 西日本新聞夕刊=


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