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手長エビ 2時間で15匹 初秋までベストシーズン 長崎・西海市の雪浦川

2009年8月25日 カテゴリー:海水魚(その他) / 釣りニュース / 長崎

 盆明けの日曜日。里山の道にはコスモスが咲き乱れ、オニヤンマが飛んでいた。川では産卵を終えた手長エビ(以下手長)が深みに落ちるころ。今夏最後の手長釣りを楽しんだ。(米山保)

 長崎県佐世保市から車で1時間半、妻の瑠衣と西海市北部の雪浦(ゆきのうら)川の河口近くに向かう。手長は天ぷら、空揚げが美味、晩酌が楽しみだ。
 
 釣り方は簡単。川底の捨て石や乱杭(らんぐい)に生息するので、そこを攻める。餌のミミズは畑の堆肥(たいひ)をチョイと引っ掛けば手に入る。次は道具立て。さおは竹やぶから細い竹を切ってくる。2メートルもあれば十分。糸、浮き、重り、針はすべて極細、極小。ビギナーは「手長釣り仕掛け」を釣具店で求めるといい。
 
 釣り方は、ミミズを5ミリほどに切って針に刺し、仕掛けを捨て石や乱杭の際に入れる。手長がいれば当たりはすぐに出る。さおを4―5本並べると勝負が早い。
 
 当たりは最初、浮きが横に動く。この状態は手長が2本の長いハサミで餌をつかみ巣に戻る途中。ここで合わせても針掛かりしない。しばらく待ち、糸を張ると、手長は餌を逃がすまいと、より強くつかむので、静かにさおを上げて手前に寄せ、玉網(たも)ですくう。手長は夜行性だから、夜間や朝夕のまずめ時が釣りやすいが、日中も釣れる。
 
 まき餌は不要だが、透明度がよければ、ぬかとみそを混ぜ、ぱらぱらまくと石の下からはい出るので、見ながら釣るのも面白い。この日、妻と共に2時間で15匹上げた。
 
 シーズンは初夏―初秋がベスト。子供はもちろん、大人も童心に帰るので、ファミリーフィッシングに最適だ。
 
 「盆明けて手長エビ釣る童をり」    瑠衣


=2009/08/25付 西日本新聞夕刊=


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