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トローリングで40センチヤズ 流勢弱く唯一の釣果 長崎・平戸島沖の江島

2009年10月27日 カテゴリー:海水魚(その他) / 釣りニュース / 長崎

 各地で稲刈りが始まるころ、海では青物(ブリやヒラス)の回遊が活発になる。12日(体育の日)、ボートを所有する友人からトローリングに誘われた。 (米山保)

 船長は「50キロ級のカジキマグロを狙う」と言う。ヘミングウェーの名作「老人と海」で展開される、釣りというより魚との闘いだ。が、クルーは?とみれば未経験者ばかり。唯一経験のある私の釣果が、カジキはおろか10キロ級のシイラが最高だから、なんとも頼りない。「大丈夫かなぁ?」
 
 資料によると、トローリングでゲットされたカジキの世界記録は707キロ。わが国では227キロだ。近年は釣り具も発達、特にラインは強度を増したので、今後記録は飛躍的に塗り替えられるものと思われる。
 
 さて、早朝に地元・長崎県佐世保市をたったわれわれは、平戸島を目指して一直線。30分後、尾上島沖の海流に仕掛けを投じた。小潮とあって流勢は弱く、2時間流して当たりなし。10時、江島(えのしま)沖に移動した。すると途端に田中さんのリールの泣きバネが、ジーっと悲鳴を上げた。
 
 ヒットだ。船上に緊張が走った。田中さんが目をつり上げロッドを手に、と思えば足を滑らせドスンと尻もち。それでも立ち上がるや、必死の形相でゲットしたのが、この日唯一の獲物、40センチのヤズ(ブリの幼魚)だった。

=2009/10/27付 西日本新聞夕刊=


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