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美しいヤマメ次々に 15―20センチが10匹 大分県竹田市の芹川

2010年5月18日 カテゴリー:大分 / 淡水魚 / 釣りニュース

 新緑の季節、ヤマメ釣りのベストシーズンに入った。福岡市の江口さん(62)は大分県竹田市久住町の芹川の支流で、きれいなヤマメに今年も出合った。 (香月駿一郎)

 江口さんはこの川がお気に入りだ。「とにかくヤマメが美しい」と言う。どこの川もヤマメの姿態は同じではない。その川の環境によってヤマメの姿態は違うのだ。
 
 この川は九重連山から流れ出す清流で、生活排水が全く流れ込まない。周辺の木々は人工林ではなく雑木林だ。それだけに、ヤマメはパーマークがくっきりと体を飾り、ヒレも黄色にオレンジが差す色に変わっていく。
 
 川幅は約4メートルと狭く、やぶがかぶさっている。釣りにくい状況がこの川のヤマメを守っているのだろう。
 
 4メートルの渓流さおに0・6号のラインは針に直結。針から30センチのところに鉛。さらにそこから30センチ上に目印。餌はブドウムシ。この仕掛けのポイントはラインの長さだ。1ヒロぐらいと短く、俗にいう「ちょうちん釣り」に近い。
 
 江口さんがいつも狙うのは雨の後である。定年後だけに時間は自由に使える。雨後は水量もあり、ヤマメの警戒心も緩くなり、釣果が確実に違う。雨の日の後に-これが江口流の釣り方である。
 
 この日も雨の翌日で夜明けから釣り上がった。食いが立っている。次々に15センチから20センチのヤマメが目印を揺する。15センチ以下は放流する。次の楽しみのために午前中で釣りを終える。この日は10匹の釣果だった。
 
 その足で近くの長湯温泉へ。江口さんは「これがもう一つの楽しみです」と言う。美しいヤマメと温泉。江口さんの釣行にはこれがセットになっている。


=2010/05/18付 西日本新聞夕刊=


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