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米国・アラスカ 銃で仕留める豪快さ 130センチ36キロ、のハリバット釣る

2010年8月24日 カテゴリー:その他 / 海水魚(その他) / 釣りニュース

 盆が過ぎ、朝夕が涼しくなってくる時季を迎えると(今年はまだ暑い日が続いているが…)、米国・アラスカのハリバット釣りを思い出す。ハリバットの日本名はオヒョウ、北の海に生息する巨大カレイである。平均で130センチ30キロ。最大は3メートル400キロを優に超す。(米山保)

 釣り場はアンカレジから車で5時間、キーナイ半島突端の沖。仕掛けはトローリングさおに極太のPEラインを巻いた6/0のリール。針も最大級で、獲物が釣れると銃でとどめを刺す。もはや釣りというより猟である。
 
 午前6時発。濃霧の中、アザラシやラッコを眺めながらポイントに到着、アンカーを打つと、魚群探知機は水深40メートル、ベタ底の砂地を示していた。
 さっそくサケのブツ切りを餌に、底から2メートルの棚でアタリを待つ。が、潮止まりで反応なし。ラストフロンティアでも魚は潮次第なのである。
 
 その潮がジワッと動きだした瞬間、さお先がコンコンと当たりをとらえた。続けてものすごい衝撃、反射的にアワセを入れると、グイグイと重量感たっぷり。それを剛竿(ごうかん)とばか力でしのぎ、リールを巻く。茶色の塊が円を描きながら浮いてきた。すかさず船長がピストルでズドン。
 
 130センチ36キロ、標準サイズのハリバットだった。港に戻り調理すると、縁側は美味だったが、身はパサパサで、お世辞にもうまいとは言えなかった。


=2010/08/24付 西日本新聞夕刊=


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