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大分市・臼杵湾 いかだでカワハギ狙い 大漁とはいかず談議楽しむ

2010年12月 7日 カテゴリー:大分 / 海水魚(その他) / 釣りニュース

 釣り場で一回会っただけで、釣り好きはすぐに友達になる。「来ませんか」という誘いを受けた大分市の釣り人、江藤友一さん(61)もその一人だ。案内されたのは同市一尺屋の臼杵湾のいかだ釣りだった。(香月駿一郎)

 江藤さんは30歳すぎに釣りを始めた。60歳で定年退職後、気ままに釣りを楽しんでいる。
 
 いかだは岸から近くにあり、船で10分もかからない。往復2千円。この場所は江藤さんがあちこち連絡を取り、「カワハギが釣れている」との情報をキャッチした。船頭さんは「アジゴの泳がせ釣りでモイカ(アオリイカ)が釣れている」と言った。
 
 いかだにはチヌ狙いの釣り人が1人いるだけ。その人はダゴチン釣りで、小型のカワハギ、チダイなどが釣れていた。ただ、ウマヅラハギが多く、それに「餌を取られる」との嘆き節だった。
 
 「シーズンにはイシダイも釣れる」と江藤さんが言うように、ここは岸近くで大物が狙える場所のようだ。最初は豆テンヤ仕掛けでカワハギ狙い。しかし、ホンムシの餌を取られるばかりで釣れない。ようやく釣れたのは手のひら大のカワハギだった。江藤さんはカゴ仕掛けの浮き釣りでタイ狙いに転向した。
 
 「大きくはありませんが、立て続けに15匹くらい釣ったことがあります」
 
 その浮きが沈んだ。コダイが上がってきた。ただ、立て続けに、とはいかなかった。江藤さんが正午すぎまでに釣ったのはこれだけだった。
 
 カワハギとコダイが1匹ずつ。こういう釣果には釣り人は慣れているものだ。釣れる日もあれば、釣れない日もある。弁当を食べ、臼杵湾の風景を眺めながら新しい釣り友達と釣り談議をする。「また、来てください」。次の釣行を約束した。
 
 この日は大漁といかなかったが、ここのいかだは季節によってチヌ、タイ、カワハギなどを手軽に楽しめる好ポイントだ。
 
=2010/12/07付 西日本新聞夕刊=


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