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2時間で10匹の釣果 ワカサギ釣りは寒さとの闘い 山口県下関市・豊田湖

2011年2月 1日 カテゴリー:山口 / 淡水魚 / 釣りニュース

 冬の釣り風物詩といえば、ワカサギ釣りである。ワカサギ釣りといえば、山口県下関市豊田町の豊田湖だ。夕食にワカサギのてんぷらを思い描きながら急いだ。 (香月駿一郎)

 うっ、寒い。晴れているのに雪が舞っている。風花だ。こたつから眺めるには風情があるが、そんな風雅の心も寒さを前に吹き飛んでしまう。
 
 豊田湖畔公園キャンプ場内のボート乗り場の桟橋には、ウイークデーにもかかわらず、10人くらいの釣り人が防寒具に身を固めて糸を垂れていた。
 
 北九州市から来た釣り人は「きょうはあまり、よくないな」と言う。バケツをのぞくと20匹のワカサギが。「あんた、遅いよ。朝方の方が釣れるんだ」。午前7時半から4時間での釣果だ。「やっぱり、100匹くらい釣らないと面白くない」
 
 こちらもさおを出す。桟橋使用料が200円。仕掛けと餌(サシ)も管理事務所で購入した。仕掛けは7本針と14本針などがある。もちろん、14本針の方が広くタナを探れるので有利だが、初心者は針が絡み合うトラブルを避けて7本針にした。
 
 釣れない。この釣りのポイントはタナである。釣れた釣り人にタナを聞く。「ベタ底だよ」。そのタナにしたが、釣れない。「寒いからといって置きざおはだめ。誘いの小刻みなシャクリを入れなくては」。回遊魚だけに、釣れ始めたら手返しが肝心だ。さおの二刀流使いも多い。
 
 小さく誘いをかける。動いたおもりが静止したときに、さお先が動いた。7本針の下から2本目に数センチのワカサギが掛かっていた。周辺では14針に、一度に9匹掛けた人もいた。ただ、「今年のワカサギは例年より小さい」とのことだった。
 
 手がすぐにかじかんで、餌もうまくつけられない。2時間で10匹の釣果。どうにか、てんぷらにはできそうだ。
 
 3月半ばごろまで釣れる、という。ただ、勝負は寒さとの闘いだ。貸しボートもある。


=2011/02/01付 西日本新聞夕刊=


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