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チヌの雄、49センチをゲット 意外性のある魚 長崎県松浦市・調川港

2011年4月12日 カテゴリー:チヌ・メイタ / 釣りニュース / 長崎

 ちらほらと桜が咲き始めた3月下旬、長崎県松浦市の調川(つきのかわ)港へ。3週間前、51センチのチヌを釣ったので“二匹目のドジョウ”を狙っての再戦だ。 
 

 同港は佐賀県伊万里市と隣接する漁港。一帯は市場や水産加工場がひしめき、国内有数の漁業基地となっている。それだけに港も広大。釣り場となる東端は、500メートルはあろうかという岸壁が連なる。私は岸壁の中央部に釣り座を構えた。
 
 まき餌はオキアミ2角に集魚剤1袋。付け餌はシバエビのむき身を使用した。まずは0号の浮きを使った全遊動仕掛けで遠近深浅を探った。すると浮きを揺するのは、メバルやアラカブで、いずれもリリースサイズ。時折、根掛かりもするので手前は浅いようだ。
 
 そこで半遊動に変更。さお2本先のかけ上がり付近を丹念に攻める。しかし、潮は動かず、当たりは途絶えた。それでもチヌは意外性のある魚。油断はならない。
 
 今回もそうだった。潮は止まったと思ったが、底潮は動いていたのか? 春先によくある“二枚潮”だが、海面にとどまった浮きがモゾッと動いたので「ン?」と思った瞬間、海中深く消えた。反射的に手首を返すと「乗った」。沖に向かって疾走するスピードと重量感は、良型を予感させた。

 30秒後、勝負あり。チヌの雄、49センチだった。産卵期のチヌは1匹で十分。今後、水温が上昇するにつれ、この岸壁はチヌ一色となるだろう。


=2011/04/12付 西日本新聞夕刊=


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