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70センチ超のコイ上げる 地元の永渕さん 自ら切り開いた釣り場で 佐賀市・嘉瀬川

2011年5月31日 カテゴリー:淡水魚 / 釣りニュース

 ハヤ(オイカワ)釣りに、佐賀市・嘉瀬川に出掛けた。そこで出会った釣り人がコイ釣りだった。コイに恋する永渕文之さん(70)は時間さえあれば、この川でコイ釣りを楽しんでいる。

 河原にこんもりとした竹林がある。その竹林にけもの道みたいな細道がある。「朝、マムシがとぐろを巻いていた」。永渕さんの脅しを聞きながら暗い道を抜けて、岸辺へ。そこは永渕さんが切り開いた釣り場だった。パラソルにイス。少年時代の隠れ家のような雰囲気だ。
 
 この川の近くで育った永渕さんにとって、川が遊び場だった。「小さいころから釣りをしていた」。フナ、ハヤ、コイ…。この数年は多いときには週3回ほど、この場所でコイ釣りをしている。
 
 ロッドはコイざおではなく、ルアーロッド。「このロッドの方がコイが釣れたときに引きを十分に楽しむことができる」。餌はふかしたサツマイモを適当な大きさに切って冷凍したものだ。それを一本針に掛ける。後は、キス釣り用のてんびん仕掛けで、投げ込み、当たりを待つ。さおは5、6本出して、川を広く探る。当たりがあるまで、その釣り場をより便利にするための作業をしている。
 
 夜明けから午後3時の間まで釣る。「当たりが多いのは朝の8時ごろまでかな」。この日、上げたのは70センチオーバーの見事なコイだった。「掛かったときの感触はいつもどきどきします」
 
 コイはめったに食べない。放流するか、知人に観賞魚としてプレゼントする。
 
 コイ釣りは一年中できるが、季節は回遊が活発になる今からがシーズンだ。私のハヤ釣りの釣果は1時間で10匹だった。


=2011/05/31付 西日本新聞朝刊=


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