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川遊びに出掛けよう 友釣りで天然アユ狙う 福岡県の小河川

2011年7月26日 カテゴリー:淡水魚 / 福岡 / 釣りニュース

 韓国では「野遊会」という川辺で遊ぶ行事が盛んだ。日本では川との距離が徐々に遠のいている。梅雨も明けた。夏だ。納涼も兼ねて川と遊ぼう。魚と遊ぼう。川遊びの中で、アユにも出合える。

 車の中に、水中をのぞける箱メガネや水中メガネ、エビ捕り網など川遊び道具を積み込んで川へ。
 
 ひとしきりテナガエビやヨシノボリなどを網で捕ったりした後、お目当てのアユを狙うことにする。
 
 福岡県内の漁業権のない小河川にもアユが遡上(そじょう)していることは意外と知られていない。そういった川のアユは放流魚ではなく、天然魚である。
 
 まずは、掛け釣りだ。水の中に漬かり、水中メガネでアユを追い、竹棒の先に付けたいかり型の針でアユを引っ掛ける。ひと昔前までは川辺の子どもたちもよくやっていた伝統の遊びだ。
 
 川が小さいだけに型はそれほどでもないが、15センチから20センチのアユを数匹、掛けた。次はこのアユをおとりにした友釣り。大きな河川のアユ釣りは9メートル超の長竿(ながざお)だが、川幅の狭い小河川でのアユ釣りはそれほど本格的な、高価なタックルはいらない。むしろ長竿は邪魔になる。磯竿の2号、3―4メートルでも十分だ。
 
 それに落とし込み用の小さなタイコリール。変則的なタックルで、アユ釣りのベテランからは失笑を買いそうだが、常識、定型にとらわれることはない。釣り方は自由であっていい。
 
 ポイントに入れ、リールでラインを調節しながら当たりを待つ。小川だけに、歩行も楽で危険も少ない。釣り上がる中でググッとした当たり。食べる分を確保すれば、川岸でのアユの塩焼きが待っている。
 
 夏休み。家族で、仲間で川遊びに出掛けよう。


=2011/07/26付 西日本新聞夕刊=


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