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船上の泳がせ釣り アジゴを餌に妙技披露 長崎県平戸市・古江湾

2011年9月13日 カテゴリー:海水魚(その他) / 釣りニュース / 長崎

 福岡市博多区の芳賀肇さんに誘われて5日、長崎県平戸市北部の古江湾に出掛けた。北の風が強い悪条件の下で釣りをするため、数カ所の候補地の中から、風裏で安全上も問題なく、アジゴの泳がせ釣りでも、落ちギスを狙っても釣果は堅いと、芳賀さんが選んだ釣り場だ。

 深夜すぎに同湾に面した後平漁港に着く。芳賀さんはまずアジゴを釣り、餌に十分な数量を確保してから夜明けを待った。芳賀さんの車の屋根に載せて運んだボート(3・8メートル、8馬力船外機付き)を下ろし、湾へ出る。全く風の影響を受けていない穏やかな港外から船を流す。
 
 芳賀さんは、生きたアジゴの上顎に針を下から刺し通した仕掛けを入れ、私はアオムシを餌に、落ちのキスを探る。私の仕掛けが湾になじまないうちに、芳賀さんのさおがしなった。
 
 今回の釣行では、初めての釣り場でキスを大漁したかったのはもちろんだが、芳賀さんが日ごろ、多くの釣果を得ているアジゴの泳がせ釣りの妙技を目の当たりにすることも大きな目的だった。
 
 それが第1投目で実現した。魚は小ぶりのネリゴ(カンパチの幼魚)だったが、この際、魚の種類、大小は問うまい。アジゴが迫りくる魚におびえた泳ぎをする前触れをとらえてから、食わせて合わせ、取り込むまでの一連の動作に無駄がなく、甚平姿も様になっている。
 
 今回、私と芳賀さんとは狙う魚が違うし、攻めるポイントも異なった。呉越同舟ではないが、それに近い気分になり、風に遭えば助け合う、という思いで臨んだ。
 
 その結果、古江湾を一周して、芳賀さんがアラ子2匹とエソを多数釣り足したものの、やや不本意な釣果。私は14―25センチのキスを17匹釣って、午後2時にボートを陸揚げした。


=2011/09/13付 西日本新聞夕刊=


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