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旬のイイダコ狙う コウイカも好調 福岡・大牟田市沖の有明海

2011年12月13日 カテゴリー:福岡 / 釣りニュース

 秋から冬にかけての旬の釣りに小型のタコ、イイダコ釣りがある。福岡県大牟田市沖の有明海に、同市・三池港から遊漁船「リトルワン」(全長約13メートル、最大定員13人)に乗って、さおを出した。

 イイダコは、頭と見える胴体の内部に米飯のような卵を抱えることからイイダコ(飯蛸)と呼ばれる。産卵は冬から春にかけてで、産卵前が釣りのベストだ。
 
 「リトルワン」の船長は若い隠塚久修(おうづかひさなが)さん(32)。3年前、IT関連の仕事をしながら船長になった異色の人だ。有明海のタイ釣りにハマったことから船を持った。釣り歴はそれほど長くない。船名は「ひよっ子、という意味で付けた」と笑う。
 
 仕掛けが面白い。餌の要らない広義のルアー釣りだ。宇宙人みたいな白い小さなタコテンヤを、てんびんの重り部分に付け、仕掛けの部分にはイカ用のエギだ。
 
 「これで重りのバランスがよくなる」
 
 バランスだけでなく、有明海はコウイカも多く、タコとイカ狙いでもある。
 
 軟らかめのさおで底を取ってからゆっくりとしゃくる。そこに重さが加わり、イイダコが乗っていることがわかる。
 
 イイダコが白いものに誘われるのは獲物の二枚貝と錯覚するから、といわれているが、それにしても不思議だ。
 
 イイダコがエギに、タコテンヤにコウイカが乗ることも少なくない。少し、シーズンは遅かったが、それでも午前中までで2人合わせてイイダコ40、コウイカ15の釣果だった。
 
 船長は「年末まで釣れるでしょう」と言う。冬場でも有明海は波が穏やかなので、シーズンに入ったメバル釣りと併せて楽しめる。


=2011/12/13付 西日本新聞夕刊=


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