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チヌ38センチや足裏級クロ 護岸釣りで連続ヒット 長崎県佐世保市・鹿町漁港

2012年4月 3日 カテゴリー:チヌ・メイタ / 釣りニュース / 長崎

 暑さ寒さも彼岸まで。野山は花の季節となったが、海の中はいまだ冬。海水温は底を打ち、魚族は産卵の準備に忙しい。

 釣りは自然と魚が相手。釣果の獲得は“傾向と対策”が必要だ。魚は変温動物である。0・1度の水温差で行動は変化する。潮流は魚の活性を高めるが、それは餌と酸素を供給し、適切な水温をもたらすからである。
 
 それゆえ、この時期の釣りは、海水温が安定し、潮が緩やかに動く時が「適」となる。で、春分の日(3月20日)の午後、釣り好きの妻・瑠衣と長崎県佐世保市北部・鹿町漁港の護岸でさおを振る。
 
 リアス式海岸のワンドは春がすみの下、ひっそりとしてムード満点。だが、干潮時とあって潮は動かず、浮きに変化はない。それでも上げ潮が動けば、温められた海水が湾内に送り込まれ、魚の活性も高まるだろう。勝負はそれからだ。
 
 午後5時。上潮は動かないが、わずかな浮きの傾きで底潮が動きだしたことを確認する。春先に多い二枚潮である。魚の食い気を誘うため、オキアミの皮をむき、仕掛けを沈める。すると、浮力を殺した浮きがゆっくり沈み、38センチのチヌ、続けて女房に足裏級のクロが来た。
 
 水温は低いが、潮が動けば、食い渋る魚も就餌行動を起こすのだ。桜の咲くころ、産卵を終えたクロは深みに落ちるものの、チヌの乗っ込みはこれからが本番。釣りファンには楽しみな季節である。
 
 花いかだたゆたふ波に光満ち 瑠衣


=2012/04/03付 西日本新聞夕刊=


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