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福岡県宗像市・沖ノ島 本命の大物“春ヒラス”逃がす 釣果は60センチマダイやイサキ

2012年4月10日 カテゴリー:海水魚(その他) / 福岡 / 釣りニュース

 福岡市博多区の芳賀肇さんは3月20日、福岡県宗像市の沖ノ島に渡り、60センチのマダイ、36―42センチのイサキ8匹、34センチのクロを釣り上げた。だが、それらは目的の魚ではなかった。

 前日の午後9時半に、同県福津市・福間港から超高速瀬渡し船「恵比須丸」(宮坂芳信船長)=0940(42)2016=で出発。同11時すぎに沖ノ島の属礁、小屋島の“ヒデザキ”に上がった。
 
 いつもなら夜釣りにマダイを狙うのだが、この場所が引き潮片潮だけのポイントで、この日は真夜中から夜明けまでが満ちだし、時折大きなうねりが打ち上がってきたので、無理をしなかった。
 
 うっすらと夜が明け始めたころから、図の仕掛けを投入する。狙うは地元のファンが“春ヒラス”と呼ぶ10キロを超す大型のヒラマサだ。同島では二十数キロの大物も記録されている。
 
 カゴに詰めるボイルオキアミの半分は握り締めて水分を取り、まき餌の帯が上層から下層まで長く連なるようにする。浅い棚で食わせることも、大型を確実に取り込む条件の一つだという。
 
 5投目に最初の当たりがあったが、60センチのマダイで本命の当たりを得たのは、それから数投後だった。浮きの消し込みのスピード、合わせた感触から“春ヒラス”と実感した。
 
 10キロ超とはいわないまでも、それに迫るものを20メートル近く巻き取ったところで、掛かりが浅かったのか、針が外れて逃がしてしまった。引き潮の間にイサキやクロを釣ったが、忘れ物をしたような気持ちのまま、午後2時、島を離れた。
 
 “春ヒラス”は4月から5月の大型連休までの短いシーズンだという。

=2012/04/10付 西日本新聞夕刊=


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