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岸壁からチヌ狙う 長崎県佐世保市・鹿町港 初心者が挑戦

2012年9月18日 カテゴリー:チヌ・メイタ / 釣りニュース / 長崎

 「釣りを教えて!」。仕事仲間の山口勝美さんである。「まったくの初心者」とのこと。「じゃあ、岸壁からチヌを狙おう」ということで、長崎県佐世保市北部の鹿町港へ。

まずは1号ハリスを引っ張らせ“糸は障害物に触れない限り切れない”ことを実感させる。「だから魚が掛かっても慌てないで!」と話しながら仕掛けを組む。
 
 次は餌の装着。オキアミに針をしっかりと埋め込む。投入時の脱落を防ぐためである。釣技は知識と経験がモノをいう。準備ができたら実釣だ。まず「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」(山本五十六)。まき餌を打ったら「道糸は緩め過ぎず、張り過ぎず…そうそう、いい感じだ」「チヌは早合わせは禁物ぞ」。本日のレクチャーは終了する。が、2時間たっても当たりなし。
 
 気持ちが少しだれるころ、上げ潮が動きだした。チャンスだ。何とか1匹、そして釣りの楽しさを知ってもらいたい、と思ううち、山口さんの浮きが押さえ込まれ、加速して海中に没した。
 
 「まだまだ、それっ今だ!」の号令?で手首が返る。乗った、ピーンと糸が鳴る。彼は目をつり上げ、必死の形相でさおにしがみつく。「さおを立てろ、糸を巻け~、あっ危ない、海に落ちるな!」。応援団も興奮する。やがてぽっかりとチヌが浮いた。タモが入る。
 
 「やった」「おめでとう」。師弟コンビは握手を交わす。「いやぁ、釣りって面白いですねぇ」。“釣りバカ”の誕生である。


=2012/09/18付 西日本新聞夕刊=


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