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70―80センチ タチウオ 福岡市周辺でなぜか好調 福岡市西区・姪浜岸壁

2012年10月30日 カテゴリー:海水魚(その他) / 福岡 / 釣りニュース

 今秋の福岡市周辺のビッグニュースはタチウオだ。岸壁から、しかも、大型のタチウオが爆釣している。「こんな年はない」。タチウオ異変を確かめるために福岡市西区の姪浜岸壁に出掛けた。

 タチウオ釣りはエサ釣りとルアーに分かれる。未明はエサ釣りに分がある。夜釣り用の電気ウキに、ワイヤーハリス。仕掛けのポイントはハリスの途中に集魚用のケミホタルを付けることだ。エサはキビナゴで、ハリを目から通し、背掛けにする。
 
 暗い海に電気ウキだけが幻想的に漂う。ウキがピクピクと動く。慌てない。エサ釣りは遅合わせ、向こう合わせで十分だ。ヒットした最初は重い抵抗感、後は外れたかのように従順だ。2匹をあげたら夜が明けてきた。朝まずめだ。ルアーはこの30分が勝負だ。
 
 メタルジグの遠投力より、動きのミノーを選択した。その名は「サーベルハンター」(ダイワ)。海面より高い岸壁から投げる潜行性を考えたルアーである。ガツンと来る。10分で2匹。いずれも70センチから80センチ。この時間にはサワラの若魚のサゴシも狙える。
 
 なぜ、急に福岡周辺でタチウオが釣れるようになったか。「海水の温度が高くなったから」「小魚を追っての回遊だ」。釣り人の間でもタチウオ談議がにぎやかだ。
 
 いつまで釣れるのか。来年も釣れるのか。福岡の釣り歳時記にタチウオが定着するのか。それは分からない。ただ、言えることは釣って楽しく、淡泊な味を賞味できること。これは一致した意見だ。
 
 切り身は塩焼き、バター焼き、煮付け。薄い尾の部分は開いて、みりん干しにするのもオツなものだ。
 
=2012/10/30付 西日本新聞夕刊=


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