« 前のページへ | トップページ | 次のページへ »

大潮の干潮にアラカブ狙い 冬の磯遊び 装備しっかりと

2013年1月29日 カテゴリー:海水魚(その他) / 福岡 / 釣りニュース

 福岡市東区の志賀島は磯遊びに最適だ。半島の周りには岩礁が点在。その岩のくぼみをマイホームにしているアラカブ(カサゴ)は、対象魚が少なくなる冬の遊び相手だ。毎年この時季、大潮の干潮を狙って出かけている。

 干潮にはまだ時間があった。待ち時間に弘漁港でカレイ釣りのさおを出した。全くアタリがない。外国人も投げ釣りでカレイを狙っていた。声をかけると「ノー・フィッシュ」。本当にカレイは釣れなくなった。いなくなった。
 
 干潮の時間が近くなった。カレイ釣りを切り上げ、近くの磯に移動した。すでに先行者がいた。その人は岩の上に乗りながら巧みにさおを繰る。その風景は一幅の絵のようだった。手練(てだ)れの釣り師は、どの釣りでも美しいフォームを持っている。それは一朝一夕に完成するものではなく、釣り場に足しげく通うことで徐々に洗練されるものであろう。
 
 アラカブ釣りは難しい釣りではない。大小の岩の際を探っていけばいい。ブラクリ仕掛けで餌がキビナゴ、アオイソメなど。ソフトルアーでも。底を取り、上げ下げしながら誘う。この調子で、一カ所にとどまることなく、歩きながら岩を一つ一つ、攻めていく。拾い釣りでもある。
 
 ググッとくれば、引き抜く。干潮前後の釣りでこの日は10~15センチが6匹だった。みそ汁、揚げ物用にはまずまずだ。干潮で露出した磯の生き物たちにも出合える。塩ゆでにしたらうまいカメノテも岩の隙間にあった。
 
 志賀島だけでなく、岩礁地帯は福岡近郊にはいくらでもある。アラカブは、消波ブロックの穴釣りもあるが、磯の釣りは安全であり、開放感がある。ただし、ウエーダーは必需品。足回りの装備はしっかりと。
 
=2013/01/29付 西日本新聞夕刊=


西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]