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ヒラスズキを求めて 福岡市の栗原さん 今年、対馬で92センチ 「サラシニスト」の挑戦

2013年3月26日 カテゴリー:海水魚(その他) / 釣りニュース / 長崎

 サラシニスト、という言葉がある。サラシとは荒波が岩に砕け散ってできる真っ白なアワ群。サラシニストは、そのサラシに潜むモンスター、ヒラスズキを追い求める浪漫派の釣り人のことだ。福岡市の栗原花利奈さんもサラシニストだ。

 栗原さんがルアーフィッシングにはまったのは5年前だ。釣り好きの夫と一緒に近くの河口でスズキを狙った。1投目で70センチアップ。1週間、毎日通い、毎日70センチアップがヒットした。「釣りの強運を持っているのかな」と思った。
 
 河口のスズキから荒磯のサラシに生息するさらなるファイターのヒラスズキへ。サラシを求めて長崎県の壱岐、対馬、五島列島へ転戦した。
 
 栗原さんのスタイルはオカッパリ、つまり岸から釣るショアフィッシングだ。今年に入って釣ったヒラスズキは対馬での92センチ。女性の記録としては「日本一」という。ただ、栗原さんが惚(ほ)れているのは壱岐のヒラスズキだ。海、磯によって容姿が違う。
 
 「壱岐はビッグサイズが出ないが、尾ビレがピンと張り、体高があり、顔が小さい。美しくかっこいい」
 
 こうした釣りが高じて、昨年末、福岡市中央区六本松に「ショアスタイル」(092・715・3516)というダイニングバーを開いた。店内でルアーなどのタックルも販売。もちろん、釣り情報も交換できる、釣り人による釣り人のための、全国でも珍しい形のバーだ。
 
 「お客の90パーセントは釣り人です。でも店を始めたらあまり釣りに行けなくなりました」
 
 街中の店で夜な夜なサラシニストたちの釣り物語が交わされている。
 
=2013/03/26付 西日本新聞夕刊=


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