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初夏のコウイカ釣り エギングと餌釣り 鉄則は「底を取る」 福岡市・箱崎埠頭

2013年5月21日 カテゴリー:海水魚(その他) / 福岡 / 釣りニュース

 福岡市の初夏の風物詩は東区の箱崎埠頭(ふとう)のコウイカ釣りである。週末ともなればさおが林立し、岸壁には釣果を示すイカスミの跡が墨汁のように点々…。

 釣り方はエギング、餌釣りとそれぞれのお好みのスタイルだ。エギングはテクニックで差が出るが、浮きの餌釣りはじっと待ちの姿勢だ。
 
 どちらも鉄則が一つ。「コウイカは底付近にいるので、底を取ることが大切だ」。毎日、ここに通っている釣り師の金言だ。この釣り師は6日間で15杯。1時間で5杯を上げたこともある。「ゼロの日はない」と言われれば、勇気づけられるだろう。
 
 スッテにキビナゴを緊縛し、棒浮き仕掛け。後は当たりを待つことになるが、ストレートな合わせのためには糸ふけを取っておくことが肝要だ。
 
 「満潮前と干潮から上げのときがよく当たる」。先の釣り師の経験則だ。浮きが倒れたままになったり、時には大きく消し込むことがある。このとき、大合わせして食い込ませる。安全に取り込むにはタモが必需品だ。
 
 サビキ釣りには大型のコノシロもあがっている。浮き釣りの置きさおにして、一方ではサビキ釣りの二刀流釣り師も少なくない。
 
 「きょうは刺し身にするか」「天ぷらも捨てがたい」。見知らぬ釣り師たちもイカを介して、談笑する穏やかな風景がそこにあった。
 
 都心から近場でエギやキビナゴがあれば美味なコウイカが釣れる。海に開かれた臨海都市・福岡ならではのぜいたくかもしれない。

=2013/05/21付 西日本新聞夕刊=


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