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「イカパンチ」を察知せよ 夜の海上ヤリイカ釣り 9月まで、2桁の釣果は確実 福岡市・玄界灘

2013年8月13日 カテゴリー:福岡 / 釣りニュース

 暑い。避暑地は夜の海上だ。そこには旬のヤリイカが待っている。福岡市の姪浜漁港から出る遊漁船「サツキ2」に乗って玄界灘へ。

 午後6時に出港し、玄界島周辺の釣り場には日が落ちる前に到着し、集魚灯を点灯する。海上は風が通り、昼間の暑さはない。新月。闇は深く、水平線を飾るのはイカ釣り漁船の漁火(いさりび)である。
 
 水深は40メートル前後。30号のおもりに、浮きスッテが2本。一端、底を取り、タイラバのように一定のスピードで巻く。タナを探る。
 
 「イカパンチを察知できれば釣果は上がる」。船長の「海上の垂訓」だ。
 
 イカパンチ? イカは長い両腕でパンチを出すようにエサを捕食し、「これは食えるか」と確認する。この微妙な前あたりを感知できれば「少し、ラインを送り込んでやる」とのアドバイスだ。このためには柔らかいロッドの方がいいようだ。
 
 光に集まる小生物、小魚などを狙って、徐々にイカは浮いてくる。船底の影に隠れて、イカパンチを用意しているイカもいる。このときは浅いタナを探ることになる。
 
 深夜0時ごろまでに50匹前後の釣果だ。テクニックによって釣果の差が出るが、誰にでも2桁の数が出るのがヤリイカ釣りの楽しさだ。
 
 問題は保存。新鮮さを保つためには雨の日のビニール製の傘袋を使用する。1匹ずつ、真空パックするような要領だ。一つの傘袋に2匹入る。これをクーラーボックスに入れて持ち帰り冷蔵庫で保存する。沖漬けはプラスチック容器に液を入れ、釣ったらすぐにイカを投入すれば出来上がる。
 
 釣期(ちょうき)は9月ごろまで。問い合わせは「サツキ2」=090(4779)8171。
 

=2013/08/13付 西日本新聞夕刊=


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