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波止釣り20センチのサヨリ 冬の定番 3時間で10匹 福岡市・博多湾

2013年12月11日 カテゴリー:海水魚(その他) / 福岡 / 釣りニュース

 釣り人はそれぞれ自分の釣り暦を持っている。私の冬の定番はサヨリ釣りだ。春から夏に生まれたサヨリは20センチくらいに大きくなっている。博多湾内の波止に出かけた。 

 サヨリは集団の釣りだ。皆のまき餌で寄せたサヨリを分かち合う釣りだ。サヨリがその場所を離れて行かないように、各自が協力して、海上にまき餌が切れないようにする。この暗黙のルールがあれば数釣りは可能だ。
 
 波止に行った。釣り人が1人いた。フカセ釣り。「チヌを狙っています」。毎日、この波止に通っている。
 
 「サヨリ? 日によってムラがありますね」。サヨリ釣りはだれもいない。困った。1人でまき餌をしなくてはいけない。
 
 かつてのサヨリ釣りはハヤざおで十分だった。しかし、現在はリールの遠投釣りが一般的になった。ポイントが岸から遠くになった。その分、手返しが悪くなり、釣果は少なくなる。
 
 遠投用のコマセかごに、当たり浮き。小さな針に小さなサシアミ。遠投だとエサが外れやすいので、丁寧に付けるのも釣果を分ける。何度も投げる。まき餌は効いているのか。
 
 そこに、新しい釣り人が来た。女性だ。釣りガールと呼ぶには年配である(失礼)。
 
 「今は雨の日以外はサヨリを釣っています。一夜干しのサヨリがおいしいです」
 
 一緒にまき餌。ようやく、ぽつぽつと当たりが出始めた。当たり浮きが左右に跳ねる。時にはジャンプする。これがサヨリ釣りの楽しみでもある。
 
 3時間で10匹。
 
 サヨリは朝早くなくても釣れる。穏やかな冬の日、サヨリと戯れるのも一興だ。
 
=2013/12/10付 西日本新聞夕刊=


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