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暗闇の中、53センチクロ 風雨と格闘、30センチ超も 長崎県・野崎島の地磯

2014年2月 5日 カテゴリー:クロ(メジナ) / 釣りニュース / 長崎

 2014年の初釣りは1月8日と決定したが、天気が悪い。「東のち北東、のち北西の風。波高は最終的に4メートル」との予報であった。長崎県平戸島にある「浜本釣りセンター」=0950(27)1032=の浜本誠司船長と相談。「早めに行って波が高くなる前に戻ろう」ということになった。

 同日の降水確率は70%。雨は覚悟の初釣りである。同行者は緒方弘明さん(佐賀県鳥栖市)、武田安彦さん(同県三養基郡)、竹下満志さん(福岡市)。いずれも「森方塾」の仲間である。
 
 午前0時半、長崎県五島列島・上五島地区の野崎島に到着。北東の風が強くなることを予測して島の西岸にある「第一運動場」「第二運動場」と呼ばれる地磯に2人1組で渡礁(としょう)した。
 
 私は緒方さんとともに第二運動場に降りたが、非常に足場が悪い。夜釣りのポイントに移動するとき、大半の荷物を緒方さんに運んでもらいながら、青息吐息で行き着いた。
 
 仕掛けにウミホタルとチモトホタルを発光させてセット。コマセを間断なく打ち込みながら生のオキアミのつけ餌で瀬際を中心に流す。渡礁のときから雨が降り始めていて「こりゃ、大変な初釣りになった」との思いを抱きながら2時間、暗闇にウミホタルの光が一気に走った。
 
 愛竿(あいかん)が海面に突き刺さるような曲がりを見せる。右へ、左へ、はたまた沖へ走ったのちに浮いてきた魚を緒方さんがすくい取ってくれた。たいへん大きなクロであった。しかし、写真を撮ろうと取り出したデジタルカメラのスイッチがなぜか入らない。港に戻った後、緒方さんのスマートフォンで撮ってもらったクロは53センチもあった。
 
 夜明け前に緒方さんが35センチの夜グロを釣り、夜明けから吹き始めた強風と、激しくなった雨の中で30センチ前後のクロを数匹追加し(一部はリリース)、ぬれねずみで帰ってきた釣行であった。
 
=2014/02/04付 西日本新聞夕刊=


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