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72センチ、4.3キロのマダイ 病み上がりの挑戦 大型ヒラスは逃す 福岡県宗像市・沖ノ島

2014年4月13日 カテゴリー:マダイ / 福岡 / 釣りニュース

 2月に急病で入院・手術を余儀なくされた福岡市の芳賀肇さんは、退院後「体力の回復を釣りで実感したい」と3月16日、福岡県宗像市の沖ノ島に向かった。 

 同日午後9時半、同県福津市の福間漁港から高速瀬渡し船「恵比須丸」=宮坂芳信船長、0940(42)2016=に乗船した。意中の釣り場はあったが、夜中に風が強まるとの予報もあり、船長の勧めで本島北端の"本ワレ"に上礁した。
 
 斜面がきつい岩場だが、北への流れは"ヒラス潮"、西への流れは"マダイ潮"といわれるほどに高い打率の釣り場だ。折しも満月の大潮。マダイ狙いに集中した磯ざお5号、下カゴ、ハリス8号4メートル、針はマダイ13号、浮き20号の仕掛けで臨んだ。餌はつけ餌、まき餌ともにボイルしたオキアミ。タナはさお3本半とした。
 
 大潮時の潮流は速く複雑なので、まき餌の効力も失われがちだ。干・満潮前後の緩んだ時が狙い目となる。日付が変わり午前2時ごろ、その時がやってきた。一度合わせ損なった後、釣り上げたのが56センチのマダイ。その数投後に50センチが来た。
 
 そして夜が明けた午前6時すぎ、それまでにない勢いで浮きが海中に消えた。玉網(たも)に収まったのは72センチ4・3キロのマダイだった。他に35~40センチのイサキも4匹釣った。
 
 夜明けからヒラス狙いをしていた常連さんたちが潮を読んで2~4キロのヒラスを釣り上げるのを、芳賀さんは余裕をもって見物することができていた。そんな芳賀さん自身、午後1時の納竿(のうかん)間際に大型ヒラスを掛けた。
 
 しかし、病み上がりだったせいか、終夜の釣りで疲れがピークだったせいか、瞬時の反応がにぶった。本格ファイトのために岩場を降りようとする直前、瀬切れしてしまったという。
 
=2014/04/01付 西日本新聞夕刊=


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