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渓流にアマゴを追う 深い山並み、汚れのない水... 高知県・仁淀川

2014年4月13日 カテゴリー:その他 / 淡水魚 / 釣りニュース

 渓流釣りのシーズンに入った。ヤマメと同じサケ科のアマゴの聖地は四国だ。高知県土佐湾に注ぐ仁淀(によど)川にアマゴを狙う釣り旅にでかけた。 

 仁淀川は2010年に「日本一きれいな川」に選ばれた清流だ。四国の高峰、石鎚(いしづち)山(1982メートル)を水源にしている。
 
 アマゴはサツキマスの陸封型。ヤマメにルビーをまいたような美しい渓流魚で、現地ではアメゴと呼んでいる。
 
 仁淀川は河口までどこまでも澄み切った青い清冽(せいれつ)な流れである。このアマゴの一部は海に下り、再遡上(そじょう)する。それがサツキマスで、現地ではシラメと呼んでいる。大きくなると身の斑紋が薄くなり、白っぽくなる。
 
 「シラメも狙えます」。土地の釣り人はこう言ったが、色鮮やかな朱点を身に残すアマゴが見たかった。
 
 川は広く、迷うくらいどこにでもポイントがあるが、段差、岩のある上流に向かった。まだ、アマゴが瀬に出るには早く、落ち込みのプール状になった淵(ふち)に狙いを定めた。
 
 ルアーはいつも使うD-コンタクト50ミリ(スミス製)。いくつかの淵(ふち)を攻めていくときに、明確な当たりがあった。ヤマメもいるので、アマゴであることを祈りながら手元に引き寄せた。果たして24センチのアマゴだった。
 
 釣り人も少なく、魚影も濃い。汚れのない水と深い四国山地の山並み。渓流釣りの別天地である。
 
 仁淀川だけでなく、四国には四万十川、安田川など渓流釣り師たちを魅了する川がいくつもある。仁淀川以外の川でもアマゴはヒットした。6月に入れば、これらの河川はアユ釣りでにぎわうことになる。
 
 九州から四国へは大分県の別府、佐賀関などからフェリーも就航しており、船を利用すると疲れも少なく、旅気分を味わえる。
 
=2014/04/08付 西日本新聞夕刊=


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