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「レイクショアジギング」浸透中 トラウト狙い 九州から発信 北海道や栃木で大物を次々 福岡県の手島さん考案

2014年5月28日 カテゴリー:その他 / 淡水魚 / 釣りニュース

 発想の転換が釣りの進化を支えている。福岡県春日市のルアー&アウトドアショップ「カスケット」の手島浩志さん(42)が発案・提唱する「レイクショアジギング」はその一つだ。サケ、マスのトラウト族を狙った九州生まれのこの釣法は全国に浸透し始めている。 

 「レイクショアジギング」は文字通り、湖で陸からジギングする釣り方だ。海でのジギングは一般的だが、手島さんはそれを湖に応用した。
 
 「5年前に考えました。それまでだれもやったことがなかったようです」
 
 最初に試したのが宮崎県の椎葉ダム。この時は市販のジグを使用したが、釣果を観察しながら改良を重ねてオリジナルのメタルジグ「ジャックガウディ」(65ミリ)を完成させた。専用ロッドも開発した。
 
 湖のトラウトは主にワカサギを捕食している。その形に合わせた。素材は亜鉛。通常の鉛のジグだと重くてフォールの時の落下速度が速い。亜鉛は鉛より比重が軽い上に有害性が薄い。「環境のことも考えました」
 
 スプーンだと逆に落下速度が遅すぎる。鉛のジグとスプーンの中間的なジグでこれらの弱点を克服した。
 
 もう一つの特徴はリアフックではなく、フロントフックだ。手島さんはヤマメの胃袋の内容物を調べた。
 
 「8匹のうち6匹がワカサギを頭から飲み込んでいました」
 
 フロントフックにすることでヒット率が上がった。海のような湖だけにトラウトも大きく成長する。手島さんは椎葉ダムでサクラマス(53センチ)北海道の支笏湖でブラウントラウト(81センチ)栃木県・中禅寺湖でレイクトラウト(83センチ)などモンスター級を次々と釣り上げている。
 
 手島さんのジグの説明書には九州の図と九州生まれがセットになって明記されている。
 
=2014/05/27付 西日本新聞夕刊=


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