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じいちゃん、孫と釣りに行く 小2の初獲物は小アラ 小アジ、キビレチヌも 佐世保市・鹿町港

2014年6月18日 カテゴリー:アジ / チヌ・メイタ / 釣りニュース / 長崎

 梅雨時は風の弱い日が多く、海況が安定する。海水温は上昇、釣魚の活性も高まるが、餌取り対策が課題となる。6月初旬の早朝、孫の岩崎蓮(小学2年)と長崎県佐世保市北部の鹿町港へ。孫は人生初の釣行だ。

 私たちは護岸の先端に釣り座を構えた。幸い、風はなく曇天。足元にまき餌を打つと当歳魚のアジ、サバ、クロが寄って来た。
 
 チヌ釣りにはやっかいな餌取りだが、この日は孫の標的だ。まずは「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ(山本五十六)」。
 
 私は孫に餌のつけ方を教え、小アジを釣ってみせた。そして「これから先はすべて自分でやるのだ」と言い聞かせる。孫は「うんうん」とうなずき、喜々としてさおを振った。が、うまくはいかない。私は「ああしろ、こうしろ」と教えるが手は貸さない。「自分の魚は自分で釣るのだ」。この経験が孫への遺産であり、貴重な記憶となるだろうと信じるからだ。
 
 20分がたった頃、背後で甲高い声。振り向くと、孫がさおにしがみついていた。「さおを立てろ、巻け~!」...。彼は子供ながらも、よく闘った。記念すべき初獲物は小アラであった。辛勝だが神は孫にほほ笑んだ。
 
 10分後、私がキビレチヌ41センチをゲットした。これで釣りは終了。岸壁を洗い流して家に戻り、魚をさばいて食す。これも釣りのうちである。
 
 翌日、孫から電話。「釣りは面白いね。刺し身もおいしかった。また連れてって!」
 
=2014/06/17付 西日本新聞夕刊=


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