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「土用隠れ」のアユ攻略 増水で入れ掛かり、最大22センチ 宮崎県西米良村・一ツ瀬川

2015年8月26日 カテゴリー:宮崎 / 淡水魚 / 釣りニュース

 梅雨明けからひとしきり釣れ続けたアユは立秋のころになると途端に釣れなくなる。アユ釣り師はこれを「土用隠れ」と呼ぶ。この「土用隠れ」にあえて挑戦しようと8月11、12日、宮崎県西米良村の一ツ瀬川を訪れた。

 11日、午前中は1匹も掛からなかった。友釣りは野アユの闘争心がなければ掛からない。瀬もトロ場も泳がせてみたが駄目だった。平水(通常の水かさ)より20センチ減。典型的な「土用隠れ」だ。
 
 上流に移動した。午後4時までに何とか5匹掛けたが後が続かない。また移動し、村所橋上流の浅瀬に入った。おとりアユを上流に泳がせ、野アユを刺激させる作戦だ。
 
 すると、一転して掛かり始めた。自然体でおとりを泳がせる「土用隠れ釣法」が功を奏したのか、いわゆる入れ掛かりだ。5時までに10匹釣って終了。
 
 12日、村所橋に入り様子をうかがう。ポツリポツリと雨が降りだした。上流へ下流へと釣り人の移動が激しい。一筋縄ではいかない様子だ。
 
 午前10時、下流の深瀬におとりを入れた。ひと抱えもある大石が並んでいる。アユは石についた苔(こけ)を食(は)む。食まれた石はピカピカに磨かれ川が光る。そこを狙うのがいい。
 
 少しずつ掛かり始めた正午ごろ、雨で水かさが増してきた。それから、様子が一転。目印がキュンと走り、掛かったアユも水中で走る。前日と同じ上流に泳がせる「土用隠れ釣法」と増水が合ったのか、リズムよく掛かりだした。
 
 アユ釣りは循環の釣り。掛かった野アユはおとりとして次々に使われる。おとりが元気ならいい循環が続くというわけだ。雨が強くなり、午後4時終了。最大22センチを含み20匹の釣果で、この時季としては満足の釣行となった。一ツ瀬川は水温が下がるこれからが好期と言われる。 
 
=2015/08/25付 西日本新聞朝刊=


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