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2-3キロヒラゴ2匹 遊漁船から落とし込み釣り 福岡県・玄界灘

2016年1月20日 カテゴリー:海水魚(その他) / 福岡 / 釣りニュース

 昨年12月24日、釣友の原省次さん(福岡市南区)が玄界灘で落とし込み釣りをやるというので同行した。今回私は釣りには加わらず、そばで見ていることにした。日頃から原さんが熱く語ってくれるこの釣りの魅力について、彼の傍らで見て実感したかったからだ。

 福岡県宗像市の遊漁船「第二大福丸」=古賀健二船長、090(3015)1860=が同市神湊漁港を午前6時に出航するのに乗船した。
 
 1時間弱の航海で宗像大島と、世界遺産登録が待たれる沖ノ島の中間地点に到着した。玄界灘のど真ん中ともいうべき場所だ。周辺の海底には廃船を沈めた人工漁礁があり、そこが釣り場となる。
 
 両舷5脚ずつの専用椅子に座った10人の釣り人は各自船長の合図とともに釣りを開始した。原さんの仕掛けは電動リールを装着した専用のさおに、市販のサビキ(ハリス14号、6本針)、おもり100号(全員統一)。魚群探知機には水深50~60メートルの層に餌となるイワシの反応が出ている。その辺りまでサビキを落とし、イワシが付くように誘うのだ。イワシが付くとおもりを海底まで落とし、根掛かりを避ける程度に巻き上げて本命魚の当たりを待つ。イワシはわずか15センチのハリスに窮屈そうに泳いでいるが、捕食する大魚が近づくと死に物狂いで暴れる。この動きがさおを持つ人に伝わるのだ。強烈な当たりが来るまでの数秒か数十秒の間に心臓の鼓動が最高潮に達する。「魚を釣り上げることは2次的な喜びにすぎない」と、原さんは言い切る。
 
 「イワシの付きが悪い」「本命魚の当たりが少ない」などの声はあったものの、午後4時の沖上がりまでに2~3キロヒラゴ(ヒラマサの若魚)が全船で計18匹上がった。そのうち2匹は原さんが上げたものだった。
 
 今回姿を見なかった大型のマダイ、ブリ、ヒラメは2016年の初釣りに託したという。
 
=2016/01/19付 西日本新聞夕刊=


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