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タイラバでタイを釣る 何でもござれの"万能仕掛け" 長崎県大瀬戸沖、江島沖

2015年5月27日 カテゴリー:海水魚(その他) / 釣りニュース / 長崎

 太古から人類と釣りは切っても切れぬ関係にある。食糧を得るための釣りがやがて趣味の域に浸透し、いつしかスポーツやゲーム感覚で楽しまれるようになった。技術の進歩は釣り具を進化させ、さおは細く軽量になったが、強度は格段に向上した。それでいてしなやかさが増したため食い込みがよく、ラインも極度に細く、強くなった。そうしたハイテクを使う釣法(ちょうほう)の一つが"タイラバ"である。「初心者にも大ダイが釣れる」と脚光を浴びているのだ。

 タイラバは鯛(タイ)とラバー(ゴム)の合成語。形状は鉛玉にネクタイと呼ばれる薄いゴムのヒラヒラが付いたジグで、見た目は小さなタコである。これを海底まで落とし、巻き上げるだけでラバーが揺れて魚の食い気を誘う。
 
 対象魚はタイをはじめ、回遊魚のブリ、ヒラス、根魚のハタ、アラカブ、ヒラメなど何でもござれの"万能仕掛け"。私は、タイラバには魚族の視覚や聴覚を刺激する以外に"心の琴線"に触れる「何か」があるような気がしてならない。
 
 佐賀県嬉野市の相川善正さんと武雄市の野田勝則さん(たちばなや釣具店)はタイラバ釣法の名手。タイ6~8キロ、ブリ5~6キロのほか、ハタ類も数多く仕留めている。
 
 彼らはタイラバに魅せられ「この3年間に100回以上も出漁?した」という。タイラバに琴線を震わされ、結局釣られたのは彼らかもしれぬ。
 
 長崎県佐世保市宮津港の「ヤマト遊船」によると「今年はタイの乗っ込み(産卵)が遅れていたが、5月に入って順調に釣れ始め、6月にかけて爆釣が期待できる」とのこと。ポイントは同県西海市の大瀬戸沖、同市江島沖。乗合料金9千円から。船の手配、釣り方などは「たちばなや釣具店」が詳しい。
 
=2015/05/26付 西日本新聞夕刊=


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