47センチ イシダイ上がった!! 3度目の挑戦実る 長崎・西海市太田尾港
大潮だった先月14日(日)。住んでいる長崎県佐世保市から車で1時間、西海市の崎戸大島へ向かう。旧年最後の釣りだった。狙いはイシダイ、幻の魚だ。それだけに“トロフィー”を手にするか、それともボーズ(釣果なし)か。釣りは運、勘、根がモノを言う。なかでも「根」が大切だと思う。釣りは根気よく、マメでなくては務まらない。 (米山保)
目指すは太田尾港近くの地磯。1年前に「イシダイを釣った」という情報をつかんだからだ。が、その後2度挑戦して当たりなし。で、情報を集めると「重り50号で超遠投」とのこと。2回とも軽い重りで足元を狙ったので、今回は超遠投で再々挑戦というわけだ。
午前9時スタート。まずは重りで海底の様子を探ると、40-50メートル付近はベタ底で、海溝らしき起伏は見当たらなかった。そこでポイントを40メートル先と定め、餌の、傷を入れたガンガゼを打ち込んだ。においを拡散させ、おびき寄せるのだ。
11時。置きざおが初めて揺れたので手持ちで構えると、ガツガツときたが当たりに品がない。大きく合わせると案の定、イラだった。
午後2時。仕掛けが着底するや、待ってましたとばかりに、ゴツっときた。構えに入るとすぐに2度目の当たり。毎度のことだが、この瞬間は心臓がはち切れそうになる。これがイシダイ釣りの醍醐味(だいごみ)。「さあ来い」と小さくつぶやいた。すると呼応するがごとく、さおがグイっと引っ張られた。反射的に、こん身の合わせ。「乗った」が、距離があるので針掛かりが甘いかもしれない。再度合わせ、強引に寄せるや、波に乗せて引き上げた。3度目の正直で勝ち得た栄冠。1年のフィナーレを飾るにふさわしい、47センチイシダイだった。
=2009/01/06付 西日本新聞朝夕刊=


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