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筑紫台、女子の無念は俺たちが 初大旗へ4回戦突破

【筑紫台-阿蘇中央】田崎一(阿蘇中央・左)に小手を決める水田(筑紫台)
【筑紫台-阿蘇中央】田崎一(阿蘇中央・左)に小手を決める水田(筑紫台)
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 今年は男が頂点に立つ! 平成29(2017)年度玉竜旗高校剣道大会は第5日の28日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で男子2回戦の残り試合から4回戦までを行い、ベスト64が決まった。今春の全国選抜に出場したシード校の筑紫台(福岡)は5回戦に進出。しばしばアドバイスを送り合う女子が2年続けて決勝で敗れただけに、男子はその無念を晴らす意気込みだ。男子で史上初の4連覇を狙う九州学院(熊本)、昨年まで3年連続準優勝の島原(長崎)、昨年3位の福岡大大濠なども5回戦に進んだ。最終日の29日は男子の5回戦から決勝を行う。

■副将水田で決着

 迷いのない一撃が均衡を破った。中堅まで引き分けが続き、副将同士が激突した阿蘇中央(熊本)との4回戦。筑紫台の水田千尋(3年)が相手より一瞬速く、正確に飛び込み面を打ち込んだ。「自分で勝負を決めにいきました」。小手も決めて2本勝ち。相手大将と引き分け、思惑通りに自ら決着をつけた。

 今春の全国選抜でベスト16入り。4度玉竜旗を制した強豪の女子に刺激を受けて強くなった。100本の跳躍素振りで練習を終えるメニューは男女一緒。練習後に防具を外す間、男女関係なくその日の練習などについて話し合う。水田は「調子が悪いときに励まされた。女子のプラス思考は勉強になった」と前向きになった。

 大将の百田尚史主将(3年)は、同じ須恵剣友会(福岡県須恵町)出身の時田利瑚(3年)が繰り出す飛び込み面を参考にした。「以前は迷いがあって打ち切れなかった。思い切って打つ彼女を見て、自分も思い切ることにした」。百田は6月に激戦の福岡県大会個人戦を制覇。個人戦での全国総体出場を決めた。

 恩恵を受けるだけでなく、男子も引き技などの得意な技を伝授するなどして高め合ってきた。互いに優勝を誓い合った今大会。女子は26日の決勝で中村学園女子(福岡)に敗れて準優勝に終わった。涙を流す仲間を男子はスタンドから見届けた。「僕らも悔しい思いをした。女子の分まで結果を残したい」。百田主将は意気込む。男子は1994年のベスト8が過去最高。女子への恩返しのためにも大旗をつかむ。 (末継智章)

=2017/07/29付 西日本スポーツ=

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