西日本新聞

福岡ソフトバンクホークス

カブ 統一球対策 ノーステップから西武時代のすり足へ

2012年2月23日 10:37 カテゴリー:福岡ソフトバンクホークス

■全盛期の打法

 アレックス・カブレラ内野手(40)が、統一球克服打法での完全復活を誓った。今キャンプ、ここまでシート打撃、紅白戦と実戦出場を見送る男は、現在、本塁打を量産していた西武時代の打撃フォームに“回帰中”。昨季から導入された統一球に対応するため、試行錯誤しながら、全盛期の打法にシフトチェンジしているという。

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 「ここ2、3年はノーステップでやっていたが、西武時代にやっていたような足の運びにした。オフの間、西武時代の過去の映像を見ていて、気付いた点があった。それでスライドステップ(すり足気味)を取り入れた」。西武時代の7年間で273本塁打した大砲。西武ドームで推定180メートル弾を放つなど、驚異的な飛距離を誇った。

 ここ数年は大きく両股を開き、どっしり重心を落として打席に立つのがカブレラの基本スタイル。そこから球を極限まで呼び込み、左足をほとんどステップさせずに打ちに出ていた。進化を求めながらも、本来の豪快な打撃が影を潜めていったのも事実だ。

 統一球が導入された昨季に至っては、打率・225、35打点、10本塁打と打撃3部門で自己ワーストの成績に落ち込んだ。度重なる故障で出場試合数が減ったことも影響。体調を整える一方、本塁打を量産した西武時代の打撃フォームで復活を目指す。

 「力強く打つことだけ心掛けている。ボールにしっかりコンタクトし、ライナー性の当たりを出すこと。まずはボールをしっかりと打つことさ」。昨年12月に不惑の40歳を迎えたカブレラ。来日12年目、原点回帰でかつての輝きを取り戻そうとしている。

=2012/02/23付 西日本スポーツ=

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