東京五輪へ本格開戦 柔道全日本選抜体重別・組み合わせ決定 4月7、8日・福岡国際センター

昨年の選抜体重別女子78キロ超級を制した素根輝
昨年の選抜体重別女子78キロ超級を制した素根輝
写真を見る

 柔道の全日本選抜体重別選手権(4月7、8日・福岡国際センター)の組み合わせ抽選が7日、福岡市内で行われた。9月の世界選手権(バクー)の代表最終選考会を兼ねた今大会には男女各7階級に8選手ずつ出場。全日本柔道連盟の金野潤強化委員長は「今回の世界選手権は2020年東京五輪につながる大きな意味がある。その代表を決める今大会は大きい」と強調した。

 男子は73キロ級に16年リオデジャネイロ五輪を制した大野将平(旭化成)が2年ぶりに出場し、第3シードに入った。2月のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会を優勝。初戦に勝つと、66キロ級で五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(パーク24)と成長著しい第2シードの立川新(東海大)の勝者と戦い、決勝で昨年の世界選手権金メダルの第1シード、橋本壮市(パーク24)と戦う可能性がある。激しい優勝争いが展開されそうだ。

 90キロ級のリオ五輪王者、ベイカー茉秋(日本中央競馬会)は昨年大会の初戦を右肩痛で途中棄権。復帰戦となったGSデュッセルドルフ大会で準優勝し、第3シードから頂点を狙う。日本男子の井上康生監督は「デュッセルドルフで大野とベイカーは存在感を見せてくれた」と金メダリスト2人の復調をアピール。昨年の世界選手権とGS東京を制した60キロ級の高藤直寿(パーク24)と66キロ級の阿部一二三(日体大)は既に今年の世界選手権代表に内定しており、出場しない。

 女子では78キロ超級で昨年、21年ぶりの高校生女王になった素根輝(福岡・南筑高)が第2シード、昨年の世界選手権準優勝の朝比奈沙羅(東海大)が第1シードとなり、注目の一戦はともに勝ち進めば決勝で実現する組み合わせだ。

 素根と同学年で2月のGSパリ大会で優勝した52キロ級の阿部詩(兵庫・夙川学院高)も第2シード。第1シードは世界女王の志々目愛(了徳寺学園職)、第3シードが世界2位の角田夏実(同)という激戦区で初の世界選手権代表を狙う。「高校生2人は日に日に成長している」と日本女子の増地克之監督も目を見張る勢いを見せそうだ。

=2018/03/08付 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

ソフトバンクホークス選手の写真販売中!

西日本新聞のイチオシ [PR]