山田快捲りG3初制覇 開設記念 【佐世保】

村上義弘(左から2人目)らから胴上げされるG3初Vの山田久徳
村上義弘(左から2人目)らから胴上げされるG3初Vの山田久徳
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チャレンジFで優勝した小川丈太
チャレンジFで優勝した小川丈太
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 佐世保競輪のG3開設67周年記念「九十九島賞争奪戦」(優勝賞金360万円)は最終日の17日、12Rで決勝が行われ、山田久徳(30)=京都・93期・S1=が4番手捲りでG3初優勝。2着は地元の井上昌己、3着は吉田敏洋だった。4日間の総売上額は54億8762万円で、目標額の55億円をほぼ達成した。

■ヒーロー

 SS班の村上義弘、中川誠一郎、岩津裕介が勝ち上がりで全員脱落。そんな波乱の大会を制したのは、デビュー10年目のたたき上げ・山田久徳だった。「3角で捲り切ってからは、誰も来んといてくれと思っていた(笑)」。2角4番手から成田のブロックをかいくぐって一撃を決め、ついにG3優勝を手に入れた。

 「しっかりと中団が取れたらチャンスがあるとは思ったけど、まさか…。記念優勝はS級に上がってから目標にしていたので、すごくうれしいです」。9月末に左鎖骨を骨折。絶好調といえる状態ではなかったが、「しっかりと前々に攻める自分のレースをした」ことが最大の勝因となった。

 今後の目標は、G1のファイナリスト。そのためにも、同じ“前々スタイル”で戦う後輩の古性優作(大阪・100期)を良きライバルにする。「G3をポンポンと取っているから、負けられない」。層の厚い近畿地区に、また頼もしい男が一人加わった。

【戦い終わって】

 井上昌(2着)北津留君が行けなくては仕方ない。

 吉田敏(3着)北津留君が仕掛けなかったので(九州4番手から)切り替えた。まさか行かないとは。

 北津留(5着)前受けは作戦通り。ただ、行こうと思ったところで吉田さんにすくわれてしまった。

■小川逃走V チャレンジファイナル

 佐世保記念の最終日9Rに行われた「レインボーカップ・チャレンジファイナル」は、小川丈太が優勝した。打鐘で小森貴大の3番手をキープした小川は、9番手から仕掛けた吉田昌司に合わせてスパート。そのまま最終主導権を握ると、捲って迫る金ケ江勇気の追撃を振り切った。「終3角あたりでは勝てる感じがした。これからも、抑え先行でどこまでやれるか勝負します」と今後の抱負を口にした。小川は、2着の金ケ江、3着の川越勇星とともに18日付でA級2班へ特別昇班する。

=2017/12/18付 西日本スポーツ=

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