西スポ/九州ねっと
 
無料携帯サイト 「西スポモバイル
  • 新聞奨学生
  • クリッピング
  • サイトマップ
  • 会社案内
  • 採用案内
  • 西日本新聞データベース
  • 西スポの申し込み
  • Webクラブ


第89回全国高校野球選手権大会関連記事

2007年 8月 23日 掲載

大躍進の郷土勢 総括=初戦7勝2敗 8強に3校 県立普通校の優勝励みに 来年楽しみな日南学園の有馬

 佐賀北の優勝で終わった今大会、九州・山口・沖縄の郷土勢が大躍進を見せた。8強に佐賀北、長崎日大、楊志館の3校が勝ち残る2000年以来7年ぶりの好成績。いずれも堅守からリズムをつくり、効率よく得点する緻密(ちみつ)な野球で勝ち上がった。

 公立校として松山商以来11年ぶりに決勝に進出した佐賀北は、歴代最長の73イニングを戦った。帝京、広陵といった東西の横綱を相手に、ミスを最小限に減らして大量失点を許さず、後半に勝負に持ち込む状況をつくった。

 各県大会では本命とされたチームがことごとく敗退。甲子園の切符をつかんだ9校に、身体能力に恵まれたチームは少なかった。だが、開幕試合で佐賀北が福井商を倒すと、長崎日大が星稜、楊志館が高知、神村学園が金光大阪、興南が岡山理大付と常連校や注目校を次々に撃破。初戦を7勝2敗の好成績で勝ち上がった。大会第10日には3回戦4試合すべてに九州勢が登場して3勝1敗。準決勝、準々決勝の九州対決など好ゲームで大会を盛り上げた。

 スター選手も少なかったが、春の選抜大会優勝校・常葉菊川を追い詰めた日南学園の2年生左腕の有馬は、9回5安打3失点に抑える活躍。来年が楽しみだ。

 夏初勝利を挙げたのは佐賀北、楊志館に加え、東福岡と神村学園。東福岡は福岡大会から見せた逆転劇を甲子園でも再現した。2回戦で広陵に大差で敗れたが、2年生主体のチームは悔しさを胸に、聖地へ戻ってくることを誓った。

 県立普通校の優勝で、全国の各校も励みになったに違いない。郷土勢としては、今回の活躍を一過性で終わらせないよう、今後のレベルアップにつなげてもらいたい。
 (山根 崇)



【 第89回大会(2007)関連記事 】