第89回全国高校野球選手権 大分大会関連記事
◆大分大会・決勝◆ 楊志館、初の夢舞台 大分工、決定打欠き敗退
第89回全国高校野球選手権大分大会(県高野連など主催)は25日、大分市青葉町の新大分球場で決勝戦が行われ、楊志館が大分工を7-2で下し、初優勝した。楊志館の甲子園出場は春夏を通じて初めて。
楊志館は持ち味の堅い守りと、足を生かした攻撃で試合を優位に進めた。初回、四球で出塁した3番松冨はすかさず盗塁を決め、相手の失策に乗じて先制。4回にも失策で出塁した走者をバントで送り、8番甲斐が中前に適時打。5回には二死一塁で5番南が左翼席に2ランを放ち、大分工を突き放した。終盤も攻撃の手を緩めず着実に点を重ねた。エース甲斐は7安打を浴びたものの、丁寧な投球で完投した。
大分工は楊志館と同じ安打数だったが、決定打を欠いた。失策4と守りも崩れ、14年ぶりの甲子園切符を逃した。
本大会は8月8日、甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。組み合わせ抽選会は5日。
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▽決勝
大分工
010010000=2
10012021×=7
楊志館
(大)藤内-薬師寺(楊)甲斐-荒巻▽本塁打 南(楊)
●試合を通じて成長 地弘明・楊志館監督の話
選手たちが頑張ってくれた。特に、甲斐を中心によく守った。チームは試合を戦う中で成長した。甲子園でも頑張って良い成績を残したい。
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●自分らしい野球する 阿南卓也・楊志館主将の話
優勝は最高だ。秋も春も公式戦で勝てず苦しかったが、絶対に甲子園に行こうとみんなで頑張ってきた。甲子園では、自分たちらしい野球をしっかりとしたい。
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●プレー鍛え直したい 塔鼻充・大分工監督の話
エラーが多すぎた。いい決勝戦が見せられなければ甲子園にいく資格はない。鍛え直したい。楊志館は甲子園で雰囲気に飲まれず自分のペースで試合してほしい。
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●守備ミス…悔しい 川辺一樹・大分工主将の話
藤内を中心にチームが成長できた大会だった。決勝では守備のミスで失点を許してしまい悔しい。楊志館は甲斐投手を核に投打のいいチーム。活躍してほしい。
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◆楊志館高校
1953(昭和28)年、大分桜丘高として創立された私立校。96年に現校名。普通科、福祉科、調理科など6学科。医療事務特別、造形文化、マルチメディアなど多彩なコースがある。野球部は57年創部。主なOBに川口容資(ソフトバンク)。生徒数は1100人(女子は455人)。大分市桜ヶ丘7の8。原尻正信校長。
◆福岡ソフトバンクホークス・川口容資(楊志館高OB)
「後輩たちが成し遂げた快挙をうれしく思います。甲子園でも、全国の強豪に負けない活躍を期待しています」
【写真】初の甲子園出場を決め、マウンドに駆け寄る楊志館ナイン=25日、大分市の新大分球場








