本多選手(ホークス)が差し入れ 甲子園初戦3安打 上坊選手のバット 「目標の先輩少し近づけた」

0805kago.jpg 全国高校野球選手権大会で県代表の鹿児島実は3日、初戦相手の日大鶴ケ丘(西東京)を猛打で圧倒した。この試合で3安打の活躍を見せたのが2番打者の上坊(うえぼう)銀河遊撃手。使った金属バットは、同校野球部OBで福岡ソフトバンクホークスの本多雄一内野手(23)から贈られた心温まる後輩への差し入れだった。

 「本多選手はあこがれの存在。先輩に、ちょっとだけ近づけたような気がします」。試合後、上坊選手ははにかんだ。

 差し入れは7月30日、野球部の宿舎に届いた。10本の金属バットと多数のボール。本多選手から「甲子園で頑張ってください」と電話を受けた宮下正一監督は、ナインにその言葉を伝えていた。

 真新しいバットか、それとも使い慣れたバットか-。不安はあったが、上坊選手は同じ内野手で走攻守そろった本多選手のバットを選んだ。

 そして迎えた日大鶴ケ丘戦。試合に入ると、不安は吹き飛んだ。初回にチーム初安打を放つと、適時打を含めて5打数3安打の大当たり。「軽くて振りやすく、自然にバットが出ました」と上坊選手。県大会の打率は2割8分6厘で不本意だっただけに「次の試合も使います。このバットだと、どんどん打てそうな気がします」と話す。

 鹿児島実には、本多選手と同じく野球部OBのホークス選手で、北京五輪に出場する杉内俊哉投手からもバットやボールが届いている。

【写真】ホークスの本多雄一選手が差し入れたバットを手にする上坊銀河選手

=2008/08/05付 西日本新聞朝刊=

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