都城商 14安打快勝 苦しむエース 打線が援護 新西 3失点完投

koushien090819_01.jpg 都城商の打力が勝った。1点を追う四回1死一、二塁に冨永が右翼線へ同点二塁打。さらに米良の中犠飛で勝ち越した。

 再び同点で迎えた五回には4安打、2四死球と犠飛で一挙3点。九回にも4安打に犠打、犠飛を絡めて2点を奪うなど、三重の4投手に計14安打を浴びせた。

 新西は1本塁打を含む8安打3点を許したが、四死球を与えず103球で完投した。

 苦しむエースを集中打で支えた。都城商は新西貴利(3年)が同点ソロを浴びた直後の五回、打線が爆発した。3長短打で築いた1死満塁の好機に、内田祥文(同)がチェンジアップをとらえて中前へ勝ち越し打。

 この日が誕生日の4番打者は「自分にとって最高のバースデープレゼントになりました」と声を弾ませた。さらに5番松原大輔(同)の右犠飛などで加点し、この回3点。一気に流れを引き寄せた。

 援護を受けて復調した新西は8安打で3点は奪われたものの、無四球で完投した。

 河野真一監督は初戦の聖望学園戦と同様、左腕藤本雄也(同)へリレーするつもりだったが、藤本が六回に左ひざ裏へ死球を受けたために取りやめ。河野監督は「五回は新西を楽にした大きなイニングだった」とうなずき、新西も「打線に助けられました」と感謝した。

 聖望学園戦では初回に打線が爆発して4点を挙げ先発した新西が7回を零封した。さらに、この日は無失策。宮崎大会6試合で1個の失策も犯さなかった堅守も証明した。

 「僕は(甲子園に)来てるだけでもうれしいのに、選手はリラックスしている」。河野監督は試合を楽しむかのように躍動するナインに驚く。

 次の相手は、甲子園最多タイの58勝目を挙げた高嶋仁監督が率いる智弁和歌山。春夏3度の頂点を知る強豪に、かみ合った投打、そして堅守で立ち向かう。 (山上武雄)

【写真】5回表都城商1死満塁、都城商・内田は勝ち越しの中前適時打を放つ

=2009/08/19付 西日本新聞朝刊=


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