北九大・吉田2戦連発 今秋から4番で捕手、守備は猛勉強中 九州六大学野球

5回に2試合連発となるソロを放つ北九大の吉田
5回に2試合連発となるソロを放つ北九大の吉田
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ベンチ前でナインに出迎えられる吉田(左)
ベンチ前でナインに出迎えられる吉田(左)
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 九州六大学野球秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)第1週第2日は3日、福岡県飯塚市の筑豊緑地野球場で3試合を行った。北九大は久留米大を8-4で破って1勝1敗。今春のリーグ戦後に三塁手から捕手に転向した新4番の吉田光志(3年・嘉穂東)が、2試合連発となる中越えソロを放つなど2安打2打点の活躍を見せた。九国大は西南大に6-3で勝って2連勝。九州大と福岡大は延長12回、4-4で引き分けた。同カードの再試合は4日午前10時から同野球場で行われる。

 新米キャッチャーが北九大の今季初勝利に貢献した。「勝てて自信になった」。今季から捕手で出場する吉田は、2試合連続アーチを含む2打点の活躍。開幕戦に続いて4番に起用した徳永政夫監督は「(捕手も務めて)精神的に疲れているかもしれないがよくやってくれた」とねぎらった。

 初回2死二塁、中前へ先制打。3点リードの5回1死には中越えの本塁打を放った。これでリーグ戦通算6本塁打。「5本塁打、打率3割」を今季の目標に掲げる長距離砲は「調子は開幕前のオープン戦から良かった。手応えを感じています」とはにかんだ。

 捕手としては猛勉強中だ。打線強化を狙った徳永監督に強肩も見込まれて、今春のリーグ戦後に三塁手からコンバートされた。小中学生時代に捕手経験はあるが「配球など子どもとは全く違う」。野村克也や古田敦也(ともに野球解説者)といった名選手の著書を読み、チームの先輩キャッチャーの助言も受けた。

 リーグ戦では前日の2日の久留米大戦が初マスク。「前日は緊張したが今日はそこまでなかった」と、この日はリーグ戦初先発の森本兼生(1年・防府)を6回まで無失点に導いた。ただ森本の変化球の切れが落ちた7回に6安打を浴びて4失点。8回の守りからベンチに退いた吉田は「2人の経験不足の面が出た」と悔やんだ。

 「今の課題は大量失点しないこと。チームを勝たせられるリードをしたい」。攻守でチームの要に成長し、優勝した昨秋の再現を目指す。 (米村勇飛)

 ◆吉田光志(よしだ・こうじ)1997年3月24日生まれの20歳。福岡県嘉麻市出身。稲築西小4年から「稲築イーグルス」で軟式野球を始める。稲築中では軟式野球部で捕手。福岡・嘉穂東高では投手。憧れのプロ野球選手は浅村栄斗(西武)。177センチ、76キロ。右投げ右打ち。

=2017/09/04付 西日本スポーツ=

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